コンテンツマーケティングを極めるために読んでおきたい本11選

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コンテンツマーケティングを実践するうえでもっとも重要なこと、それは情報を求めている人にとって有益な情報を提供することです。そこで求められるのが適切なキーワードを使った、誰が読んでも明解な文章です。しかしこれまでそうした文書を書いたことがない場合、どうやって書けばよいのだろうと悩んでいるかたも多いでしょう。

そこで今回はコンテンツマーケティングで成果を挙げるために必要な文章の書き方の参考になる書籍を用途別にご紹介します。

目次

コンテンツマーケティングの基本を知るための本

コンテンツマーケティングを極めるには、当然ながらコンテンツマーケティングが何であるかを知る必要があります。そうすることで現在のWebマーケティングにおいてなぜ、コンテンツマーケティングが有効なのか、コンテンツマーケティングを知ることによって何が実現するのかなどを明確に理解することができます。

まずはコンテンツマーケティングの基本を知るために効果的な本をご紹介します。

1.いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

本のタイトルが示すように、「絶対に挫折しない」をコンセプトに、コンテンツマーケティングの基礎から実践までを、初心者にもわかりやすく解説。「価値あるコンテンツをつくる」、「顧客を育てる」、「ファン化する」の3つを柱に、コンテンツマーケティングのメリット、つくり方をWebサイト、ebook、動画など各メディアでの活用方法も紹介しています。

2.Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書

起業したばかりで、これからコンテンツを使ってターゲットに伝えたい。Web担当者になったが何をすれば自社サイトに集客できるのかわからない。コンテンツマーケティングをやっていくうえで、さまざまな事例を知りたい。コンテンツをつくったがまったく集客・販売効果が出ないなど、コンテンツマーケティングが有効と知りつつもどうやればよいのかわかならいといった方に向け、基本概念からつくり方、広め方、成功事例などを解説、紹介しています。

3.エピック・コンテンツマーケティング

「壮大な、堂々とした規模の、大航海」といった意味も持つEPICをタイトルに冠し、コンテンツマーケティングは「壮大で、長く続いていくブランドストーリーでなければならない」と語る著者による実践的コンテンツマーケティングの教科書。「何を売るか」ではなく「顧客のために何ができるか」をテーマに、顧客とのコミュニケーション手段のひとつとして、コンテンツマーケティングをどう扱っていくべきかについて詳しく解説しています。

Webライティングに強くなる本

コンテンツマーケティングでもっとも重要なことといえば、ターゲットユーザーが有益と感じるコンテンツを作成することです。そして紙媒体には紙媒体に適したコンテンツ作成のコツがあるように、WebにもWebに適したコンテンツ作成のコツがあります。

そこでここでは、ユーザーに有益な情報を発信するためのWebライティングを上達させるコツを紹介している本をご紹介します。

4.SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64

Webで想いを伝え、商品を購入してもらうための文章の書き方を学ぶことができます。Webライティングでは検索エンジンに上位表示されることを意識した文書作成ももちろん重要ですが、集客に成功したからといって、商品購入や資料請求といった成果が出なければ意味がありません。この本では、文章の悪い例、良い例など具体的なアドバイスを中心に、良質なコンテンツを書く秘訣、そして検索エンジンに上位表示されるためのポイントを紹介しています。

5.沈黙のWebライティング

経営危機を迎えている温泉旅館でWebを使った集客を実現していくといったストーリーの中で、Webライティングの重要性、Webで成果を挙げるための文章の書き方、ノウハウなどを紹介しています。ストーリーはほぼ会話形式で進んでいくため、内容が理解しやすく、まったくの初心者であっても読み進めていくうちにWebライティングのコツをつかめるようになります。

6.Webライティング実践講座

Webはもちろん、これまでに一度も文章を書いたことがないといった方が、Webライティングの手法を学ぶことのできる本です。さまざまな事例を元に文章をいくつかの「型」に分類し、その型に当てはめることで誰でもWebライティングができるようになっています。またGoogleアドワーズやアナリティクス、Wikipediaなどを使ったライティング方法など実践的な情報もあります。

サイト改善に役立つ本

Webは紙媒体と違い、常に改善、修正をしていくことでより多くのターゲットユーザーを獲得することが可能になるメディアです。どんなによいコンテンツを作成したとしても、競合がさらに良いコンテンツを作成したり、検索エンジンの仕様が変わったりなど、急に集客ができなくなってしまうといったことも珍しくはありません。

そこでここでは、サイト作成、改善をする際に役に立つ本をご紹介します。

7.現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

Webサイトの改善点の見つけ方、検索、リスティング広告、メールマガジンなど項目別の改善策、サイト分析の方法と分析結果の活用方法、そしてサイト分析に欠かせないGoogleアナリティクスの機能解説、情報リソースなどを紹介しています。いざという時のためにも手元に置いておきたい一冊です。

8.いちばんやさしいコンバージョン最適化の教本

コンテンツマーケティングによってターゲットユーザーを集客した後、コンバージョンにつなげるための施策を紹介している本です。Web担当者になってコンテンツマーケティングを行っているものの、なかなか成果につながらないといった方に向け、課題の見つけ方、PDCAを回していくために何から手をつけるべきかなどコンバージョンをアップさせるための実践的な手法を学ぶことができます。

9.オウンドメディアのつくりかた

ビジネスとしてオウンドメディアをいちから立ち上げる際に役に立つ情報を掲載した本です。そもそもオウンドメディアを何のためにつくるのか、誰のためにつくるのかといったことから、目的の立て方、チームのつくり方、コンテンツのつくり方などを経て、実際に運営する方法にまで言及しています。これからオウンドメディアをつくりたいといった方はもちろん、オウンドメディアでのコンテンツマーケティングを学びたいといった方にも最適な一冊です。

ランディングページ作成に役立つ本

コンテンツマーケティングを行っていく中でも、もっとも重視するページがランディングページです。ターゲットユーザーの態度変容を促すためには、ランディングページでどういった内容のライティングを行うべきなのでしょう。ここではそうした問題を解決するための本をご紹介します。

10.ランディングページ・デザインメソッド

ランディングページとはどういった目的でつくるものなのか、通常のページとは何が違うのかといった基本的なことから、さまざまな事例を元に、設計方法、デザイン、運用と改善方法からコンバージョンを挙げるための施策までを伝えています。

11.ランディングページ 成果を上げる100のメソッド

ランディングページの制作・分析・改善・検証・最適化の項目別に考え方、手法を100のメソッドにまとめて解説しています。そのためランディングページ作成、運用時に困ったことがあれば、その項目をチェックすることで解決の糸口をつかむことができるようになります。

伝えたい人が知りたいことをとにかく明確に書くことがコンテンツマーケティングの基本

コンテンツマーケティングで書く文章は、何も作家のようなオリジナリティ溢れた文章である必要はありません。また説明書のようにカタログスペックだけを記しておけばよいものでもありません。自分たちがターゲットとしている人の課題、不安、疑問に寄り添い、その解決のきっかけになるものを書いていくことができればよいのです。

今回ご紹介した書籍は、どれもコンテンツマーケティングを行ううえで大切な要素がふんだんに含まれています。コンテンツマーケティングをしようにもどこから手をつけてよいのかわからない、興味関心段階と商品検討段階の顧客、それぞれにどういった文章を書き分ければよいかわからないなど、少しでも悩むことがあったら、ぜひここでご紹介した書籍を参考にしてみてください。

マーケティングオートメーションの活用