「Google AI Studio」は、生成AIを使った開発を効率化できるツールとして注目されています。テキスト生成やプロンプト設計、モデルの動作確認などをブラウザ上でおこなえる便利なツールですが、英語のインターフェースに戸惑う方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Google AI Studioを日本語で利用したい方向けに、言語設定の有無や具体的な手順、注意点を解説します。
Google AI Studioを日本語にする方法はある?
Google AI Studioは、現時点(2025年時点)では英語を中心としたUI設計になっており、完全な日本語化には対応していません。
ただしブラウザの自動翻訳機能やGoogleアカウント側の言語設定を利用すれば、メニューや説明文の多くを日本語で表示することは可能です。
Chromeを利用している場合、右クリックで「日本語に翻訳」を選択すれば、その場でページ全体を翻訳できます。またGoogleアカウントの設定画面から「言語」を日本語にしておくと、AI Studioを含むGoogleサービス全体の表示言語を統一することもできます。
とはいえ、この方法は“完全な日本語化”ではありません。翻訳ツールを使っても、一部のボタン名やエラーメッセージは英語のまま残ります。そのため、日本語と英語の両方を把握しておくことが、AI Studioを使いこなすうえでの近道といえるでしょう。
サポートされている言語一覧
Google AI Studio自体の「UI(画面表示)」として公式にサポートされている言語は、英語(English)のみです。
ただし、生成AIが理解・出力できる言語という意味では非常に多言語対応が進んでおり、実際には以下のような主要言語での利用が可能です。
英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、インドネシア語など、20以上の言語でのテキスト生成・理解が可能です。
つまり、「メニューは英語でも、日本語で入力すれば日本語で応答してくれる」仕組みになっているのです。これはAI Studioで使用されているGeminiモデル(旧PaLM 2系統)の多言語能力によるもので、日本語の文脈理解や自然な文章生成にも十分な精度があります。
実際にプロンプトを日本語で入力すると、モデルはそのまま日本語で出力します。英語に翻訳されるわけではなく、日本語として直接処理されるため、英語が苦手でも問題なく利用できるのが特徴です。
一方で、UIそのものを切り替える「Language」メニューはまだ存在していません。そのため、ブラウザやアカウントの言語設定を調整することで、日本語の翻訳環境を整えるのが現実的な対策となります。
Google AI Studioの初期設定

Google AI Studioをスムーズに使い始めるためには、まず初期設定を正しくおこなうことが大切です。
この工程を丁寧に進めると、後々の作業効率や安定性に大きな差が出ます。特にブラウザ設定やアカウント連携、翻訳の有効化などはあとから気づいて修正が必要になることが多い項目です。
ここでは、ログイン方法から基本設定、そして初期状態での注意点までを順を追って説明していきます。
Google AI Studioにログインする方法
Google AI Studioを利用するには、まずGoogleアカウントが必要です。特別な開発者登録などは不要で、個人のGoogleアカウント(Gmailなど)でログインできます。
- 公式サイトにアクセス:ブラウザで「Google AI Studio」と検索し、公式ページを開きます。
- 右上の「Sign in」ボタンをクリック:Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、普段使っているアカウントを選択または新規作成します。
- 利用規約を確認して同意:初回ログイン時には、AI Studio利用に関する規約が表示されます。「Accept」をクリックして同意します。
ログインが完了すると、プロジェクト作成画面またはダッシュボードが表示されます。ここから、プロンプト(AIへの指示文)を入力してモデルを試すことが可能です。
なお、Google Workspace(企業アカウント)を使用している場合は、管理者がAI Studioへのアクセスを制限していることがあります。管理者に許可を依頼するか、個人アカウントで利用するのが確実です。
言語設定メニューの場所
現時点でGoogle AI StudioのUIには、明確な「Language」または「言語設定」メニューは存在しません。つまり、アプリケーション内部で日本語を選択することはできない構造になっています。
ではどこで調整すればいいのかというと、ブラウザまたはGoogleアカウントの設定側で言語を指定するのが現実的な方法です。
例えばChromeの場合、右上の「︙(設定)」から「設定 > 言語」を開き、「日本語を優先」に設定しておくと、AI Studioの画面でも翻訳が自動的に適用されます。
また、Googleアカウント側で「Language settings」を「日本語」にしておけば、ログイン後に自動的に日本語翻訳が提案されやすくなります。
英語のまま利用したい場合は、Chromeの「自動翻訳をオフ」にしておくと英語UIを維持できます。開発作業で英語表記のまま使いたい方は、この方法が便利です。
他の基本的な設定

ログイン後、最初に確認しておきたいのが「モデル設定」「プロジェクト設定」「APIキーの連携」です。
まず、AI Studioのメイン画面上部には「Model」と書かれたメニューがあります。ここでは、使用するAIモデル(例:Gemini 1.5 Proなど)を選択できます。日本語での自然な出力を重視するなら、最上位モデルを選ぶとより高精度な応答が得られます。
次に、左側のナビゲーションバーから「Projects(プロジェクト)」を開き、プロジェクト名を指定します。ここで入力した名前は英数字でも日本語でも構いません。日本語で入力しても文字化けすることはなく、そのまま保存されます。
API連携を行う場合は、「API Key」を取得し、Google Cloud Consoleから管理する必要があります。AI Studio単体でも利用可能ですが、開発プロジェクトに組み込みたい場合はこの連携が必須です。
また、「Dark Mode(ダークモード)」などの表示設定も、右上のプロフィールアイコンから切り替えが可能です。英語メニューでも直感的に操作できるよう、アイコンや配色で視覚的な区別がつけられています。
デフォルト設定の問題点
Google AI Studioを初期状態のまま使うと、いくつか注意すべき点があります。まずもっとも多いのが、すべてのメニューやヘルプ文が英語表記になっているということです。
翻訳ツールを使わない場合、「Prompt」「Response」「Try Sample」などの用語の意味が分かりづらく、操作に時間がかかることがあります。特に英語に不慣れなユーザーにとっては、最初のハードルとなるでしょう。
次に、ブラウザ依存の問題です。AI StudioはGoogle Chromeで最適化されており、ほかのブラウザ(EdgeやSafariなど)では一部の表示やボタン挙動が異なることがあります。特に翻訳機能の精度はブラウザによって差があるため、Chromeが推奨ブラウザです。
また、AI Studioの初期状態では、出力言語が英語に固定されているケースも見られます。これはモデルが入力言語を自動判別するためで、日本語でプロンプトを送っても、一部が英語混じりになることがあります。
こうした場合は、冒頭で「出力は日本語でお願いします」など明示的に指示することで改善できます。
さらに、設定の保存が自動ではない点も注意が必要です。ブラウザを閉じたり再起動したりすると、一部のプロジェクト設定やモデル選択がリセットされることがあります。大切なプロンプトや設定は、都度エクスポートしておくのがおすすめです。
このように、初期設定の段階で英語UIや自動保存の仕様を理解しておくことが、後のトラブルを防ぐ第一歩になります。
Google AI Studioの言語オプションを探す

Google AI Studioは世界中の開発者が利用するツールであり、グローバル対応を前提に設計されています。
しかし現状では「完全な多言語インターフェース」が実装されていないため、ユーザー自身が設定や翻訳を工夫して使いこなす必要があります。
ここでは、言語メニューを探す際の注意点や、実際に日本語が見当たらない場合の対処法、そして利用できる他言語の切り替え方法を詳しく解説します。
言語メニューのテキストとアイコン
Google AI Studioの画面右上には、ユーザーアイコン(プロフィール写真やイニシャル)と設定メニューが並んでいます。
一般的に、多言語対応しているGoogleサービスでは、このメニューの中に「Language」もしくは「言語設定」という項目が配置されています。しかし、AI Studioの場合はこの項目が現時点で存在しません。
代わりに、UIの言語はブラウザの設定やGoogleアカウント全体の言語指定によって自動的に決まる仕組みです。
そのため、AI Studio内をいくら探しても「言語」や「Language」というメニューは見つからず、代わりに以下のような設定メニューが並んでいるはずです。
- 「Settings(設定)」
- 「Keyboard shortcuts(キーボードショートカット)」
- 「Theme(テーマ)」
- 「Help(ヘルプ)」
- 「Send feedback(フィードバックを送信)」
これらの中に直接的な「言語変更」項目はありません。つまり、UIの翻訳はあくまで外部設定依存です。
Chromeの場合は、右クリックメニューの「Translate to Japanese(日本語に翻訳)」を選択すれば、その場で即座に日本語表示に切り替えられます。
また、AI Studioのメニューアイコンやボタンは、テキストよりも直感的なアイコンで構成されているため、英語が苦手でも操作自体は比較的簡単です。「+」アイコンで新規作成、「▶」で実行、「歯車」で設定というように、基本的な構造はGoogleの他サービスと共通しています。
日本語が見つからない場合の対策

前述の通り、Google AI Studioには「UIを日本語に切り替える」機能はまだ存在していません。そのため、日本語化のためにはブラウザ側・アカウント側・翻訳拡張の三段階で対応するのが現実的です。
まず一番手軽なのは、Chromeの自動翻訳機能を使う方法です。AI Studioを開いた状態で右クリックし、「日本語に翻訳」を選択するだけで、ページ全体が即時に翻訳されます。
この翻訳は、ボタンや説明文なども含めてリアルタイムで処理されるため、操作性を損なうことがありません。
次に、Googleアカウントの言語設定を日本語に変更しておくと、AI Studioを開いた際に「翻訳を提案しますか?」というメッセージが自動的に表示されます。これにより、毎回手動で翻訳を実行する手間が省けます。
さらに、Chrome拡張機能の「Google Translate」や「Mate Translate」を導入しておくと、ツールバーからワンクリックで翻訳を切り替えることも可能です。
これらの拡張機能を使えば、翻訳のオン・オフを柔軟に切り替えられるため、開発作業中に英語ドキュメントを参照したいときにも便利です。
それでも翻訳が適用されない場合は、キャッシュやCookieのクリアを試してみてください。ブラウザが古い翻訳状態を保持していると、新しい設定が反映されないことがあります。
また、翻訳の結果が不自然な箇所(例:「Prompt」が「促す」など)に違和感を覚えた場合は、原文の英語も確認しておくと誤操作を防げます。特に「Run(実行)」や「Publish(公開)」のようなボタンは、翻訳で意味が変わると操作ミスにつながるため注意が必要です。
各言語の選択方法
Google AI Studioで利用できる言語は、主に生成モデルが理解できる入力言語・出力言語としての対応です。つまり、ユーザーインターフェース(UI)の言語を切り替えるのではなく、プロンプト(指示文)や応答の言語を選ぶことがポイントになります。
例えばプロンプトを日本語で入力すれば、AIはそのまま日本語で応答します。英語で入力すれば英語で回答し、フランス語で入力すればフランス語で出力されます。このように、入力する言語がそのまま出力の言語として自動的に設定される仕組みになっているのです。
もし英語UIのまま日本語出力を固定したい場合は、最初にプロンプト欄に「Please answer in Japanese.(日本語で答えてください)」と一度入力しておくと確実です。AIは会話の文脈を保持するため、以後の応答もすべて日本語で続けてくれます。
また、モデル設定画面では、利用するモデル(例:Gemini 1.5 Pro)ごとに多言語対応の範囲が異なります。高度なモデルほど日本語の文脈理解や表現力が向上しており、自然な口調の文章生成が可能です。
他言語を試したい場合は、プロンプトをそれぞれの言語で入力し、出力の精度を比較してみるのも良い方法です。特に英語と日本語ではニュアンスの違いが明確に出るため、翻訳品質の研究や多言語アプリ開発にも応用できます。
このように、AI Studioの「言語選択」はUI切り替えではなく、入力言語によるダイナミックな選択が鍵となります。
Google AI Studioを日本語にする具体的な手順

ここでは、Google AI Studioを実際に日本語で使えるようにするまでの具体的な流れを解説します。
AI Studioには独立した「言語切り替え」機能がないため、ブラウザ設定やアカウント設定を通じて日本語環境を構築する必要があります。Chromeを使えば比較的簡単に対応できるため、ここではChromeを前提に手順を説明します。
言語選択後の確認方法
まず、ブラウザまたはGoogleアカウントの言語を日本語に設定します。設定変更後にGoogle AI Studioを開くと、右上に「このページを翻訳しますか?」というメッセージが表示されることがあります。ここで「日本語に翻訳」を選択すれば、画面全体が即座に日本語化されます。
翻訳後は、画面上部のメニュー(例:「New Project」→「新しいプロジェクト」、「Settings」→「設定」など)が日本語になっているか確認しましょう。
一部の文言(例:「Prompt」「Run」など)がそのまま英語で表示されていても問題ありません。主要な操作メニューが翻訳されていれば成功です。
リロード・再起動
翻訳が反映されない場合は、ブラウザを再読み込みしてください。Chromeでは「Ctrl+R」またはアドレスバー横の「更新アイコン」で簡単にできます。
それでも反映されない場合は、一度タブを閉じて再度AI Studioを開くか、ブラウザ全体を再起動しましょう。まれに、ブラウザが古いキャッシュを保持しているために翻訳が適用されないことがあります。
特にアカウントを切り替えた直後や設定を変更した後は、一度再起動してから再アクセスするのが確実です。
設定反映に時間がかかる場合の対処法
アカウント設定で言語を変更した場合、反映まで数分から数時間かかることがあります。Googleのサーバー側で情報が更新されるタイミングにズレが生じるためで、これはAI Studioだけでなく他のGoogleサービスでも起こる現象です。
このような場合は、一時的に手動翻訳で対応しながら待つのがおすすめです。Chromeの翻訳機能を使えば、反映を待たずにその場で日本語化できます。
また、ブラウザのシークレットモードを開いてAI Studioに再ログインすると、最新の設定が反映されやすくなることもあります。
ローカル設定の確認方法

AI Studioはクラウド上で動作しますが、ブラウザ側でも一部の設定情報をローカル保存しています。Chromeの設定メニューから「言語」を開き、「日本語」がリストの一番上にあるか確認しましょう。
もし英語が上位にある場合、日本語にドラッグして順序を入れ替えると翻訳優先度が切り替わります。
また、Cookieやキャッシュが破損している場合、過去の英語設定が残ることがあります。「設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧履歴データの削除」でCookieとキャッシュをクリアすると改善されることが多いです。
言語設定が反映されない場合のサポートへの連絡方法
それでも日本語化できない場合は、Google AI Studioのサポートに問い合わせましょう。
画面右下またはメニュー内にある「Send feedback(フィードバックを送信)」をクリックします。表示されたフォームに「The interface language cannot be changed to Japanese.(日本語への変更が反映されません)」と入力し、該当するスクリーンショットを添付して送信します。
Googleの開発チームはユーザーの意見を参考にアップデートを行うため、フィードバックを送ることで今後の日本語対応が進む可能性もあります。設定を工夫しながら現状の環境を最適化し、より快適な日本語操作環境を整えていきましょう。
日本語に設定した後のgoogle ai studio活用
言語設定を日本語中心に整えたら、次のステップは「日本語環境でいかに効率よく活用するか」です。Google AI StudioはUI(操作画面)こそ英語中心ですが、日本語入力や生成精度は非常に高く、プロンプト設計・文章生成・翻訳・要約といった作業を日本語のみで完結できます。
ここでは、日本語環境を最大限に活かすための活用法を紹介します。
効率的な日本語の利用法
AI Studioで日本語を扱う際のコツは、明確で文脈のある指示を与えることです。英語での操作をそのまま直訳するより、「日本語として自然な命令文」を使うほうがモデルの理解度が高くなります。
例えば「要約して」ではなく「次の文章を200文字程度で要約してください」と具体的に指定すると、出力の精度が向上します。また、「トーンをやわらかく」「ビジネス向けに言い換えて」といった日本語独自のニュアンスも十分に反映されるでしょう。
加えてプロンプト履歴を日本語で整理して保存しておくと、あとから再利用や比較がしやすくなります。AI Studioでは各セッションをエクスポートできるため、学習素材やナレッジ共有にも役立ちます。
コミュニティとの交流で情報交換

日本語環境での活用を深めるには、国内外のユーザーコミュニティへの参加もおすすめです。特に「Google AI Studio 日本語コミュニティ」や「Gemini開発者フォーラム」では、設定のコツや最新のアップデート情報が共有されています。
SNSやX(旧Twitter)上では、#GoogleAIStudio や #GeminiAI などのタグで情報を探すと、日本語での成功事例やトラブル解決のヒントを得られます。こうした交流を通じて、同じ課題を持つ開発者やクリエイターとつながることができ、独学では気づきにくい活用法が学べるでしょう。
日本語ドキュメントの活用法
Google公式のドキュメントは基本的に英語ですが、近年は日本語訳版も増えています。「Google AI Studio ガイド」や「Gemini API リファレンス」には、翻訳機能付きのページが用意されており、ブラウザの翻訳と併用すれば実用レベルで理解できます。
また、Google Cloud公式ブログやQiitaなどにも、日本語で整理されたチュートリアルや導入記事が多く投稿されています。「英語が苦手だから」と尻込みする必要はなく、日本語ドキュメントを基点に英語原文を補足的に読むという方法が効果的です。
よくある質問と回答を活用
AI Studioには、ユーザーから寄せられた「FAQ(よくある質問)」ページが用意されています。現時点では英語版が中心ですが、ブラウザの自動翻訳を使えば自然な日本語で閲覧可能です。
設定や出力に関する質問はグローバルで共通しているため、日本語翻訳でも十分理解できます。特に「プロンプトが反応しない」「APIキーが認識されない」「翻訳がうまく動作しない」といったトラブルは、FAQで解決策が提示されています。
問題が起きた際はまずFAQを確認し、それでも解決しない場合にフィードバックを送るのがスムーズです。
他言語との共存について
AI Studioの強みは、多言語処理の柔軟さにあります。日本語をメインにしながらも、英語や他言語を混在させることで、より幅広いタスクに対応できます。
例えば「日本語で下書きを作成 → 英語で文体を調整 → 最後に再び日本語に翻訳して自然な表現に整える」といったワークフローは、翻訳精度の確認にも有効です。また、コード生成やAPIドキュメント参照など、英語のまま操作したほうがスムーズなケースもあります。
日本語化設定はあくまで作業効率を高めるための補助であり、英語を排除するものではありません。両言語を自在に切り替えて使いこなすことで、Google AI Studioのポテンシャルを最大限に引き出せるでしょう。
よくあるトラブルシューティング

Google AI Studioを日本語で利用していると、「設定が戻ってしまう」「一部だけ英語に戻った」など、細かな不具合に遭遇することがあります。これはブラウザやアカウント側の仕様によるもので、ユーザー側で簡単に解決できるケースも少なくありません。
ここでは、よくあるトラブルの原因と解決方法を具体的に紹介します。
言語設定がリセットされてしまう場合
AI Studioを再起動した際、画面が再び英語に戻ることがあります。これはおもにブラウザのキャッシュやCookieが削除されたときに起こります。ブラウザは言語設定を一時的に保存しているため、履歴削除の際にその情報が消えてしまうのです。
この場合は、再度Chromeの設定から「日本語を優先」に設定し直しましょう。Chromeの右上「︙」→「設定」→「言語」→「日本語を一番上に移動」で完了します。
また、「サイトごとに言語を記憶する」機能を有効にしておくと、AI Studioを開くたびに自動翻訳が提案されるようになります。
もし職場のパソコンなどで自動的にキャッシュが削除される設定になっている場合は、個人アカウントを使用するか、翻訳拡張を導入して常に翻訳をオンにしておくのが有効です。
特定の機能が日本語化されていない場合
自動翻訳を適用しても、一部のメニューやメッセージが英語のまま残ることがあります。これは、AI StudioのUIが動的に生成される部分を含むため、翻訳処理が追いつかないことが原因です。
この場合、英語のままでも操作できるように基本用語を覚えておくと便利です。「Run」は「実行」、「Prompt」は「入力欄」、「Model」は「モデル選択」、「Publish」は「公開」を意味します。慣れてくると、英語と日本語が混ざっていても支障なく使えるようになるでしょう。
また、翻訳結果が不自然な場合は、一度翻訳をオフにしてページを再読み込みし、再度翻訳をかけると改善することがあります。
日本語化とバージョンアップ
Google AI Studioは頻繁にアップデートされるため、更新のタイミングで翻訳設定がリセットされることがあります。これはシステム側でUI構成が変更されたときに起こる仕様で、一時的なものです。
アップデート後に英語表示に戻った場合は、再度ブラウザの「日本語に翻訳」機能を実行すれば元に戻ります。
また、Chromeの拡張機能を最新版に保つことも重要です。古いバージョンの翻訳機能では、新しいUIに対応できないことがあります。
問題報告のやり方
不具合を発見した場合は、AI Studio内から直接報告できます。画面右上のプロフィールアイコンをクリックし、「Send feedback(フィードバックを送信)」を選びます。表示されたフォームに問題の内容を入力し、必要に応じてスクリーンショットを添付しましょう。
「Language setting keeps resetting.(言語設定がリセットされます)」や「Translation does not apply to new menus.(新しいメニューが翻訳されません)」など、短い英文で十分です。
Googleサポートは自動翻訳を利用して内容を確認するため、日本語で記入しても問題ありません。
開発者へのフィードバックを送る方法
AI Studioは開発中のプロダクトでもあるため、ユーザーの声が今後の改善に直結します。開発チームへの意見は、前述の「Send feedback」機能を使うか、Google Cloud公式フォーラムから送ることができます。
特に「日本語対応を希望する」と明記したフィードバックは有効です。ユーザー数が多い地域や言語ほど優先的にローカライズが進む傾向があるため、日本語ユーザーが声を上げることは大きな意味を持ちます。
こうした小さな積み重ねが、将来的な正式な日本語UI対応につながります。問題に直面したときこそ、開発者との橋渡しとしての行動が、より良いAIツール環境をつくる第一歩となるでしょう。
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まとめ
Google AI Studioは現時点で完全な日本語対応こそされていませんが、設定や翻訳機能を工夫することで十分に快適に活用できます。英語UIに抵抗を感じる方でも、この記事の手順を参考にすれば、日本語環境でスムーズに操作できるはずです。
開発やプロンプト設計の効率を高めながら、自分に合った使い方を見つけていきましょう。
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