ホワイトペーパーを作ったものの、自社サイトに置いたままダウンロードが伸びない。マーケメディアにも、そうしたご相談が数多く届きます。
このとき多くの方が、掲載先をリード単価の安さで比べ始めます。ただ、これが遠回りになることがほとんどです。単価が同じでも、その媒体に集まっている人が自社の売り先でなければ、リードの数だけ増えて商談は増えません。
掲載先を決める順番は、「どんな資料か」→「誰に届けたいか」→「いくらか」です。本記事では、この順番でホワイトペーパー掲載メディア11社を整理しました。費用の比較表も用意していますが、見るのは3番目で構いません。
※本記事で紹介する「マーケメディア」は、当社が運営するサービスです。
- 資料のタイプ別に、置くべき掲載先が変わる理由
- 読者層(マーケ/情シス/比較検討層/決裁層)別のメディア11社
- 申込から公開・リード受領までの流れと、つまずきやすい工程
- 掲載費用の見方と、11社の料金一覧
- メディア掲載が向かないケース
掲載先は「資料のタイプ」でほぼ決まる
ホワイトペーパーと一口に言っても、中身によって読まれる場所が違います。ノウハウ解説と製品比較資料を同じ媒体に出しても、片方しか動きません。
理由は、読者が資料を探しに来るタイミングが違うからです。課題に気づいたばかりの人と、製品を3つに絞り込んだ人では、そもそも見ている場所が別です。
- STEP 1資料のタイプを決めるノウハウ/調査レポート/導入事例/製品比較のどれか
- STEP 2届けたい読者を決めるマーケ・広告・営業/情シス/比較検討層/決裁層
- STEP 3費用を比べる1件いくらではなく、商談1件いくらで判断する
| 資料のタイプ | 読者の状態 | 向く掲載先 |
|---|---|---|
| ノウハウ解説 入門ガイド | 課題に気づいたばかり。 解決策はまだ知らない | 資料ダウンロードサイト (マーケ系・総合系) |
| 調査レポート 市場データ | 情報収集中。 社内説明の材料を探している | 資料ダウンロードサイト +プレスリリース配信 |
| 導入事例集 | 解決策は決まった。 他社の実例で判断したい | 資料DLサイト 比較・レビューサイト |
| 製品比較 選び方ガイド | 候補を数社に絞り込み中 | 比較サイト レビューサイト |
| サービス紹介資料 | すでに自社を認知済み。 条件を確認したい | 比較・レビューサイト (自社サイトが主戦場) |
手元の資料がどれにあたるかで、次に見るべき媒体グループが決まります。
リオンくんここでよくあるのが「サービス紹介資料しか手元にない」というケースです。掲載自体はできますが、資料ダウンロードサイトの読者は売り込みを受けに来ているわけではないので、反応は鈍くなります。掲載より先に、ノウハウ資料を1本作ったほうが結果は早く出ます。
ホワイトペーパー掲載メディア11社の比較
掲載できる媒体を、届く読者層ごとに並べました。気になる媒体があれば、右端の「解説へ」から詳細に飛べます。
| 媒体・サービス | 届く読者層 | 費用形態 | 費用目安 | |
|---|---|---|---|---|
| マーケメディア当社運営 | マーケ・広告・営業 | 成果報酬 | 5,000円/件〜 | 解説へ |
| メディアレーダー | 広告・マーケ担当 | 完全成果報酬 | 個別 4,000〜15,000円/件 一括 2,000〜15,000円/件 | 解説へ |
| ferretメディア | Webマーケ担当 | 成果報酬 | 要問い合わせ (制作費が別途) | 解説へ |
| LISKUL(RentaLISKUL) | 中小・ベンチャーのWeb担当 | 成果報酬など | 要問い合わせ | 解説へ |
| ITmedia (TechTarget Japan) | 情報システム部門 | 成果報酬/件数保証 | リード単価 4,000円〜 | 解説へ |
| ZDNET Japan WPライブラリー | IT担当・法人会員 | 掲載課金 | 500,000円〜 | 解説へ |
| 日経クロステック Active | IT・製造・建設の決裁層 | 件数保証 | 要問い合わせ | 解説へ |
| BOXIL SaaS | SaaS比較検討層 | 月額+従量 | 50,000円/月 +資料請求リード従量課金 | 解説へ |
| ITreview | IT製品の比較検討層 | 月額(年間契約) | 0円/15万/25万/40万円 月 | 解説へ |
| ビジネス+IT | CxO・部門長 | 件数保証 | 閲覧 5,000円〜/件 リサーチ 4,000円〜/件 | 解説へ |
| キャククル | 潜在層 | 制作・運用費 | 要問い合わせ | 解説へ |
※ 表は横にスクロールできます。2026年9月時点で各社が公式サイト上に公開している情報をもとに作成しています。「要問い合わせ」は、公式サイトに金額の記載がないものです。料金は改定されることがあるため、検討時は各社の公式サイト・媒体資料をご確認ください。
マーケティング・広告・営業の担当者に届く4社
ここからは媒体ごとの詳細です。自社の売り先に近いグループから読んでください。
上段は検討の初期段階、下段は比較・決裁の段階にいる読者が集まる媒体です。左列がマーケティング寄り、右列がIT・経営寄りになります。
まずはBtoB支援サービスや広告・マーケティング関連のツールを扱う企業向けのグループです。
掲載社数が多い領域なので、資料のタイトルと表紙で差がつきます。
マーケメディア

- COST成果報酬
- PRICE5,000円/件〜
- INITIAL0円
- READERマーケ・広告・営業
マーケティング・広告・営業の担当者が、課題解決のために資料を探しに来るBtoB資料ダウンロードサイトです。サービス資料やホワイトペーパーを掲載し、ダウンロードした企業担当者の情報をリードとして獲得できます。
費用は成果報酬が中心で、成果単価5,000円/件〜。初期費用0円のトライアルプランがあり、掲載する資料は既存のサービス紹介資料をそのまま使えます。潜在層向けの資料掲載、課題認識層向けのホワイトペーパー制作、準顕在〜顕在層向けの任意CV集客と、検討フェーズ別に3つのプランを組み合わせられる点が特徴です。ターゲットがBtoBの法人担当者に限られるため、BtoC商材には向きません。
まず固定費をかけずに媒体との相性を試したいBtoB企業/ホワイトペーパーを作る社内リソースがない企業に向いています。
マーケメディアの掲載プランを確認するメディアレーダー
- COST完全成果報酬
- PRICE個別 4,000〜15,000円/件
- INITIAL0円・月額固定費なし
- READER広告・マーケ担当
広告・マーケティング関連の媒体資料が集まるダウンロードプラットフォームです。広告代理店や事業会社のマーケティング担当者が会員となっており、広告・マーケティング領域のサービスとは特に相性が良い媒体です。
料金は初期費用・月額固定費が一切かからない完全成果報酬型で、個別ダウンロードのリード単価は4,000〜15,000円、一括ダウンロードは2,000〜15,000円の範囲を千円単位で自社設定できます。単価を上げると露出が優先される仕組みで、月々の上限予算も設定できるため、獲得ペースと費用を自社でコントロールしやすいのが特徴です。
広告代理店・マーケティング支援会社など、ターゲットが広告/マーケ領域の企業に向いています。
ferretメディア
- COST成果報酬
- PRICE要問い合わせ
- INITIAL要問い合わせ
- READERWebマーケ担当
Webマーケティング領域で国内最大級の会員基盤を持つ専門メディアです。公式サイトでは会員28万人、月間115万UUと公表されています。会員の多くがマーケティング担当者で、情報収集意欲の高い層が集まっています。資料掲載のほか、会員向けメルマガやバナー掲載を組み合わせられます。
料金は成果報酬型ですが、公式サイトに具体的な金額の記載はなく個別見積です。成果報酬に加えてバナークリエイティブや記事・LPの初期制作費が別途発生する点は、見積時に必ず確認してください。
マーケティング担当者がターゲットで、クリエイティブ制作の予算も確保できる企業に向いています。
LISKUL(RentaLISKUL)
- COST成果報酬など
- PRICE要問い合わせ
- INITIAL要問い合わせ
- READER中小・ベンチャーのWeb担当
メディアエンジンが運営するWebマーケティングメディア「LISKUL」に併設された、資料ダウンロードのコーナーです。読者は中小・ベンチャー企業のWeb担当者が中心になります。
掲載は「RentaLISKUL」という広告サービスとして提供されており、成果報酬などの形態から始められると案内されています。具体的な金額は公式サイトに記載がないため、資料請求または問い合わせが必要です。
中小・ベンチャー企業のWeb担当者がターゲットで、まず小さく試したい企業に向いています。
情報システム・IT部門に届く3社
IT製品・SaaSベンダー向けです。1件あたりの単価は他グループより高くなりますが、検討が進んだ状態のリードが取れます。
ITmedia(TechTarget Japan)
- COST成果報酬/件数保証
- PRICE4,000円/件〜
- INITIAL要問い合わせ
- READER情報システム部門
アイティメディアが運営するIT総合情報メディア群のサービスです。ホワイトペーパーをリードジェネレーションプラットフォーム「TechTarget Japan」に掲載し、メール誘導を中心とした施策でリードを獲得します。読者は情報システム部門に寄っており、IT製品を実際に検討している層にあたります。
公式にはリード獲得単価4,000円〜と公開されており、件数保証型と成果報酬型のいずれかを選択できます。タイアップ記事、ターゲティングメール、デジタルイベントなど、検討フェーズに合わせてメニューを組み合わせられます。
まとまった件数を計画的に獲得したいIT系商材の企業に向いています。
ZDNET Japan ホワイトペーパーライブラリー
- COST掲載課金
- PRICE500,000円〜
- INITIAL要問い合わせ
- READERIT担当・法人会員
朝日インタラクティブが運営する、IT関連ホワイトペーパーの集約サイトです。法人会員限定のため、ダウンロードした読者の詳細な属性情報を取得できます。
費用は公式に500,000円〜と公開されており、露出を強化するピックアップソリューションは1,000,000円〜、ユーザーアンケート調査は2,000,000円〜。CNET JapanとZDNET Japanの両媒体にリーチできます。
IT領域で一定規模のリードをまとめて獲得したい、予算が確保済みの企業に向いています。
日経クロステック Active
- COST件数保証
- PRICE要問い合わせ
- INITIAL要問い合わせ
- READERIT・製造・建設の決裁層
日経BPが運営する、IT・製造・建設分野向けのリード獲得特化型プラットフォームです。日経ブランドの信頼性を背景に、導入を検討している企業のキーパーソンが集まっている点が強みになります。
メニューはホワイトペーパー(PDF資料)ダウンロード型、動画閲覧型、アンケート型などがあり、件数保証型が主軸のため必要件数から逆算しやすいのが特徴です。料金は個別見積ですが、パッケージ規模は数十万円〜数百万円が目安になります。
高単価商材を扱い、確度の高いリードをまとめて獲得したいIT・製造業の企業に向いています。
製品を比較検討している層に届く2社
すでに製品カテゴリを絞り込んだ層が集まります。潜在層向けのノウハウ資料より、導入事例や製品比較資料のほうが機能します。
BOXIL SaaS(ボクシル)
- COST月額+従量
- PRICE50,000円/月+従量
- INITIAL記載なし
- READERSaaS比較検討層
国内最大級のSaaS比較・口コミサイトです。カテゴリごとの比較ページ、特集記事、口コミ、資料請求フォームと複数の接点があり、すでに製品カテゴリを絞り込んでいる層に効率よくアプローチできます。
費用はサービス利用料50,000円/月(複数サービスを掲載しても1社あたり一律)に、資料請求リードの従量課金が加わる形式です。リード単価はカテゴリによって変動するため公開されていません。月間リード数の上限は1サービスあたり30件/月から設定できます。
比較検討層の母数が十分にあるカテゴリのSaaS商材を提供する企業に向いています。
ITreview(アイティレビュー)
- COST月額・年間契約(税抜)
- PRICE0/15万/25万/40万円 月
- INITIAL100,000円
- READERIT製品の比較検討層
BtoB向けIT製品・SaaSに特化したレビュープラットフォームです。実際のユーザーによる口コミが蓄積されるため、第三者評価によって製品の信頼性を補強できる点が最大の価値になります。
料金はプラン制で、Freeプラン(0円)でも製品情報の掲載とレビュー収集が可能です。有料プランは初期費用100,000円に加え、Basicが月額150,000円、Proが月額250,000円、Expertが月額400,000円(いずれも税抜・1製品あたり・年間契約)。まずFreeプランでレビューを集め、効果を見てから有料へ移る進め方が現実的です。
導入実績があり、既存顧客からレビューを集められるIT製品・SaaS企業に向いています。
決裁層に届く/自社専用メディアを作る2社
決裁権のある層を狙う場合と、自社専用のメディアごと作る場合の選択肢です。
ビジネス+IT
- COST件数保証
- PRICE閲覧 5,000円〜/件
- INITIAL要問い合わせ
- READERCxO・部門長
SBクリエイティブが運営するBtoB向けWebメディアです。CxOや各部門長クラスを含む会員基盤を持ち、決裁権のある層へリーチしやすい点が特徴になります。
料金が公式サイトに公開されている数少ない媒体です。リード単価は資料閲覧型で5,000円〜/件、リサーチ型で4,000円〜/件、セミナー集客で15,000円〜/件。「集客目標に到達するまで継続的に誘導を行う」として、提供するリード数を保証しています。
決裁層にリーチしたい、比較的高単価な商材を扱う企業に向いています。
キャククル
- COST制作・運用費
- PRICE要問い合わせ
- INITIAL要問い合わせ
- READER潜在層
Zenkenが運営する、自社専用のリード獲得メディアを構築するサービスです。既存のポータルに枠を借りるのではなく、商材に合わせたメディアそのものを作ります。
そのぶん制作費と運用費が発生しますが、競合と並べられることがなく、訴求を自社でコントロールできる点が強みです。立ち上がりまで時間がかかるため、短期の刈り取りには向きません。料金は個別見積です。
既存ポータルでは差別化しにくい商材を扱い、中長期で取り組める企業に向いています。
申込から公開までの流れと、つまずきやすい工程
媒体を決めたあと、実際に資料が公開されるまでには5つの工程があります。ここで想定外に時間を取られるケースが多いので、先に把握しておいてください。
申込・条件のすり合わせ
掲載カテゴリ、リード単価、月あたりの獲得上限を決めます。上限の設定はここでしか交渉できません。成果報酬型で上限がないと、当たった月に請求額が跳ねます。
資料の審査
媒体によっては内容の審査が入ります。自社製品の宣伝に寄りすぎている資料は、書き直しを求められることがあります。ここが一番読めない工程です。
入稿
PDF本体に加えて、タイトル、説明文、表紙画像、カテゴリを登録します。手持ちの資料をそのまま出せる媒体と、専用の表紙やバナーを作り直す必要がある媒体があります。制作費が別途かかる媒体もあるので、見積の段階で確認してください。
公開
申込から早ければ数日、審査や制作が挟まると数週間かかります。展示会やキャンペーンに合わせたい場合は、逆算して1か月前には動き出してください。
リード情報の受領とフォロー
リアルタイム通知か翌月一括かで、営業のスピードがまったく変わります。そして受け取ったあと誰がいつ架電するかを決めずに掲載を始めると、リードが溜まるだけで終わります。ここが一番多い失敗です。
申込前に用意しておくもの
- 掲載する資料のPDF(できれば2〜3本。1本だと反応の良し悪しが判断できません)
- 表紙画像(目次や図版の一部が入ったもの)
- 資料のタイトル案と説明文
- 月あたりの獲得目標件数と、許容できる上限件数
- ダウンロード後のフォロー担当と、架電までの時間の目安
費用は「1件いくら」ではなく「商談1件いくら」で見る
公開されている料金を並べると、リード単価はおおむね2,000円〜15,000円。掲載課金型のパッケージになると50万円〜が目安です。ただし、11社のうち料金を公式に公開しているのは6社で、残りは個別見積です。
ただしこの数字をそのまま比べても判断できません。月額固定費のある媒体は、件数が出て初めて安くなる構造だからです。
計算例:月額50,000円+リード単価10,000円の媒体
月10件獲得 → (50,000+100,000) ÷ 10 = 実質1件 15,000円
月50件獲得 → (50,000+500,000) ÷ 50 = 実質1件 11,000円
完全成果報酬型は件数の多少にかかわらず単価が変わりません。まず相性を確かめたい段階では、こちらのほうが読みやすくなります。
さらに、リードの温度感は媒体によって違います。単価3,000円で商談化率2%なら商談1件あたり15万円。単価10,000円でも商談化率10%なら10万円です。
ここだけ押さえる
- 単価が高い媒体のほうが、結果的に安く済むことは珍しくありません
- 比べるのは「リード1件いくら」ではなく「商談1件いくら」
- 固定費のある媒体は、件数が出て初めて安くなる
掲載してからダウンロード数が動く理由
同じ媒体に出しても、資料によって結果はかなり分かれます。マーケメディアで見えている範囲では、差がつくのはほぼ次の3点です。
一覧で見えているのはタイトルと表紙だけ
資料ポータルの一覧ページで読者が判断材料にできるのは、サムネイルとタイトルの2つしかありません。「サービスのご紹介」では中身が想像できないので飛ばされます。読んだ後に何がわかるのかを、具体的な言葉で先に出してください。数字が入ると強くなります。
表紙も同じで、タイトルだけの白い表紙は損をしています。目次や図版の一部を載せて、中身の厚みが伝わるようにしてください。
カテゴリを広げると、質が落ちる
登録できるカテゴリを全部使えば露出は増えます。ただし関連の薄い場所に出た資料は、ダウンロードされても商談につながりません。営業側の工数まで含めると、合う場所に絞ったほうが結果的に効率がよくなります。
置きっぱなしにすると止まる
資料ポータルは新着順で並ぶことが多いため、時間が経つと埋もれます。内容を更新して出し直す運用ができるかどうかで、半年後の数字がだいぶ変わります。掲載を決める段階で、更新を誰が担当するかまで決めておいてください。
リオンくんちなみに、いちばん差が出るのはタイトルです。同じ資料でも、一覧で選ばれるかどうかはここでほぼ決まります。
掲載する前に確認したい4つの状態
ここまで媒体の選び方を書いてきましたが、掲載を勧めない場合もあります。次の4つにあてはまるなら、媒体を決めるより先にやることがあります。
手元にサービス紹介資料しかない
資料ポータルの読者は売り込みを受けに来ていません。ノウハウ資料か調査レポートを1本作るほうが先です。掲載自体は可能でも、反応がないまま終わります。
ダウンロード後に誰が動くか決まっていない
件数だけ増えても、架電されないリードは商談になりません。担当と架電までの時間を決めてから始めてください。ここが一番多い失敗です。
BtoC商材を扱っている
本記事で挙げた媒体はすべて法人担当者向けです。個人向け商材では会員層が合わないため、別のチャネルを検討してください。
評価の期間と指標を決めていない
1か月で判断すると、たまたまの結果で媒体を切ることになります。最低3か月は同じ条件で回し、CPLではなく商談化率まで見る前提で始めてください。
逆に、すでにノウハウ資料があり、営業が架ける先を必要としていて、自社サイトへの流入が少ない。この3つが揃っているなら、メディア掲載は最も早く効く施策です。媒体側が集客を担ってくれるうえ、完全成果報酬型なら空振りのコストもかかりません。
ただし、メディア掲載は積み上がりません。掲載をやめれば供給も止まります。並行して自社サイトのSEOやメルマガを育てておかないと、いつまでも媒体費用から抜けられなくなります。
メディア掲載以外で広める方法
前の項で書いたとおり、掲載をやめれば流入も止まります。並行して次の手も持っておくと安定します。
メルマガ配信
すでに会員リストがあるなら、新しい資料ができたらまずここへ。開封やクリックを追えるMAツールと組み合わせれば、反応した人をそのまま営業に渡せます。
プレスリリース
調査レポート系の資料は転載されることがあります。PR TIMES、valuepress、@Press、共同通信PRワイヤー、ドリームニュースあたりが配信先の候補です。ノウハウ資料は取り上げられにくいので、内容を選んでください。
Web広告
リスティングからLPに落として、CTAを資料ダウンロードにします。問い合わせや相談チャットに比べて心理的なハードルが低いぶん、同じ流入でも取れる数が変わります。
SNS
フォロワーがいれば告知は効きます。ただ宣伝だけを流すとすぐ嫌われるので、本文で中身を少し出して、続きを資料に置く形が無難です。
SEO
資料の紹介ページを検索から拾えるようにしておくと、広告を止めてもリードが入り続けます。時間はかかりますが、長期では一番効率がいい方法です。
SEOやホワイトペーパーを組み合わせて見込み顧客に見つけてもらう考え方は、「インバウンドマーケティングとは?」で解説しています。
まとめ
掲載先を選ぶ順番は、資料のタイプ → 届けたい読者 → 費用でした。この順番を逆にすると、安い媒体に出して反応がなく、媒体のせいにして終わります。
手元にノウハウ資料か調査レポートがあり、売り先がマーケティングや営業の担当者なら、完全成果報酬型の資料ダウンロードサイトから試すのが一番失敗しにくい入口です。固定費がかからないので、合わなければ引き返せます。逆に、製品カテゴリを絞り込んだ層を狙うなら比較サイトやレビューサイトのほうが機能します。
資料掲載以外のリード獲得手法と、組み合わせる順番は「BtoBマーケティングの手法18選|検討段階別の一覧と選び方」で紹介しています。
掲載先を選ぶ順番
- 資料のタイプを決める(ノウハウ/調査/事例/製品比較)
- 届けたい読者が集まっている媒体に絞る
- 費用を、商談1件あたりのコストで比べる
そして掲載を始める前に、ダウンロードされたリードに誰がいつ架電するかだけは決めておいてください。ここが決まっていないまま件数を増やしても、リストが溜まるだけで終わります。
ホワイトペーパー掲載に関するよくある質問
ホワイトペーパーの掲載は無料でできますか?
無料プランを持つ媒体はあります。ただし掲載できるのが1本まで、リード情報は会社名しか見られない、といった制限がつくのが一般的です。完全成果報酬型であれば固定費はかからず、ダウンロードが発生しなければ費用も発生しないため、実質的には無料で試せます。まずはこちらから始めるほうが現実的でしょう。
掲載すると何件くらいリードが取れますか?
会員数、資料のテーマ、タイトルや表紙の出来で大きく変わるため、一律にはお答えできません。検討中の媒体があれば「同じ業種の資料でどのくらいの実績があるか」を直接聞いてみてください。ここを具体的に答えられる媒体は、おおむね信頼できます。
サービス紹介資料をそのまま掲載してもいいですか?
掲載自体は可能な媒体が多いですが、反応は鈍くなります。資料ポータルに来る読者は課題の解決策を探している段階で、特定企業のサービス説明を読みに来ているわけではないためです。媒体によっては審査で書き直しを求められることもあります。ノウハウ解説や事例集を1本用意したほうが結果は早く出ます。
複数のサイトに同じ資料を掲載してもいいですか?
多くの媒体で可能です。読者層が違うため、分けて出したほうが取れる層は広がります。ただし独占掲載を条件にしている媒体もあるので、契約書は確認してください。
掲載までどれくらいかかりますか?
数日で載る媒体もあれば、審査や原稿調整で数週間かかる媒体もあります。展示会やキャンペーンに合わせたい場合は、1か月前を目安に動き出してください。
見てみてね!

掲載をご検討の企業様へ
固定費0円。反応がなければ、費用はかかりません。
料金、掲載までの流れ、会員の職種内訳、掲載実績をまとめた資料をご用意しています。
- 5,000円〜成果単価(1件)
- 0円初期費用
- 3プラン検討フェーズ別
累計掲載社数1,000社以上/月間利用者数10万人以上(2026年9月時点)
入力は会社名・お名前・メールアドレスの3項目、30秒で完了します。しつこい営業はいたしません。





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