デジタルマーケティングが主流となった昨今、多くの企業がMA(マーケティングオートメーション)ツールを導入しています。リード(見込み顧客)の獲得・育成から商談化まで、営業プロセスの効率化に有用です。
しかし、市場には多様なツールがあり「自社に最適なツールがわからない」といった課題を抱えるマーケティング担当者も少なくありません。適切なものを選定できなければ、せっかくのツールも効果を発揮できなくなってしまいます。
本記事では、2026年最新のおすすめMAツール15選を、目的別に徹底比較します。失敗しない選び方や事前準備まで網羅しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
MAツールの基本をおさらい

MAツールとは、マーケティング活動のさまざまなプロセスを自動化できるシステムのことです。導入することで、見込み顧客の獲得・育成・選別まで、大幅な効率化を図ることができます。
まずはMAツールが持つ基本的な機能と、今多くの企業で必要とされている背景について確認していきましょう。
MAツールの主な機能
MAツールは、マーケティングプロセスのサポートを目的に、主に以下3つの機能を備えています。
・リードジェネレーション(獲得)
・リードナーチャリング(育成)
・リードクオリフィケーション(選別)
リード獲得の機能では、サイト訪問者の企業情報を可視化したり、資料請求や問い合わせ用のフォームを作成したりすることができます。LP作成機能を備えているツールも多く、専門的なプログラミング知識がなくても、集客のための入り口構築が可能です。
リード育成の機能は、獲得した見込み顧客に対して、適切なタイミングで適切な情報を提供し、購買意欲を高めていく役割を担います。ステップメールの自動配信や、顧客の属性・行動履歴に基づいたセグメント*メールの配信が代表的です。
*セグメント:市場や顧客を、共通の特徴やニーズでグループ化した集団のこと。
リード選別は、見込み顧客の特定の行動に対して点数を付与する「スコアリング」を行い、購買意欲の高い顧客を自動的に抽出する機能です。確度の高い顧客に絞ってアプローチできるようになるため、商談化率の向上に寄与します。
MAツールが必要とされる背景
MAツールが広く普及している背景には、大きく以下2つの要因があります。
・顧客の購買行動の変化
・企業が抱えるリソース不足
インターネットやスマートフォンの普及により、顧客は営業担当者と接触する前に、自ら情報収集・比較検討を行うようになりました。そのため企業は、顧客の情報収集段階からコミュニケーションを取り、自社へ関心を持ってもらわないといけなくなっています。
このような顧客の行動変化に伴い、最適な情報を最適なタイミングで自動配信できるMAツールが求められるようになったと考えられるでしょう。
また、少子高齢化に伴う労働人口の減少により、限られた人員で最大限の成果を出すことも迫られています。確度の低い顧客に時間を割く余裕はなくなってきており、マーケティング担当者が有望なリードを抽出し、営業部門に引き渡す仕組み作りが急務となっています。
「リソース不足による属人化や非効率化を解消したい」と考える企業が増えていることも、MAツールの導入が進んでいる理由の一つです。
MAツール導入で得られるメリット

MAツールを導入することで、企業はマーケティングや営業活動においてさまざまなメリットを得ることができます。ここでは、MAツールの導入によって企業にもたらされる具体的な利点を4つ解説します。
リード獲得から育成の効率化
MAツールの最大のメリットは、リードの獲得から育成に至るまでの一連の業務プロセスを大幅に効率化できることです。手作業で行っていたメール配信やリストのセグメント分けも、あらかじめ設定したシナリオに沿ってシステムが自動で実行してくれます。
担当者の業務負担が軽減されることはもちろん、手作業による対応漏れや配信ミスを防ぐことも可能です。顧客とより密にコミュニケーションが取れるようになるため、深い関係性構築ができたり、休眠顧客*の掘り起こしにもつながったりと、多様な効果が期待できます。
*休眠顧客:過去に取引や購入があったものの、一定期間利用や購入が途絶えている顧客のこと。
営業とマーケティング部門の連携強化
マーケティング部門から営業部門へリードを引き渡す際、顧客の温度感が伝わらずに連携がうまくいかないという課題は少なくありません。MAツールは、マーケティング部門と営業部門の連携をスムーズにし、組織全体の生産性を向上させる役割も果たします。
・顧客の行動履歴を可視化し、温度感をそのまま営業担当者に共有
・スコアリング機能によって、リードの引き渡し基準を定量的に定義
MAツールでアプローチすべき顧客を明確にできれば、マーケティング部門から営業部門へより確度の高いリードを共有できるようになるでしょう。
データドリブンな意思決定が可能
マーケティング活動の成果を正確に測定し、データに基づいた意思決定を行えるようになることも、MAツール導入の大きなメリットです。
MAツールには、データドリブンな運用実現に役立つ以下のような機能が備わっています。
・メールの開封率、クリック率チェック
・サイト訪問者の行動履歴確認
・Webサイトのコンバージョン率分析
MAツールがあれば、実施したマーケティング施策の効果を定量的に分析・可視化することが可能です。経験や勘に頼るのではなく、データに基づいた効果的なマーケティング戦略を構築できるでしょう。
少人数でも売上最大化が可能
小・中規模の企業やインサイドセールス中心の企業にとって、限られた人的リソースで売上を最大化できるのも魅力的なポイントです。MAツールが定型的なマーケティング業務を代行してくれるため、担当者は戦略立案などのコア業務に専念することができます。
MAツールによるアプローチで商談化率を高めることができれば、少人数でも確かな売上をあげ、事業を成長させることが可能です。導入・仕組み化といった初期段階を上手く乗り切る必要はありますが、低リソースの中小企業には特におすすめの選択肢といえます。
MAツールおすすめ3選|大手・グローバル展開向け

ここからは、企業の規模や目的に合わせたおすすめのMAツールを紹介していきます。
まずは、膨大なデータを扱う大企業やグローバル展開を視野に入れている企業向けのツールです。高度な機能と拡張性を備えるMAツールを3つピックアップしました。
Adobe Marketo Engage(マルケト)

| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | 要問い合わせ (Growth、Select、Prime、Ultimateの4プラン展開) |
| 主な機能 | 包括的なキャンペーン管理 リードスコアリング マルチチャネル配信 外部ツール・CRM連携 AIパーソナライズ ほか |
| 運営会社 | アドビ株式会社 |
| サイトURL | https://business.adobe.com/jp/products/marketo.html |
Adobe Marketo Engage(マルケト)は、世界中のマーケターから支持される業界標準のMAツールです。リード獲得から育成、商談化までのプロセスを一つで網羅できる「包括的な機能」と、ビジネスの成長に合わせて柔軟に対応できる「拡張性」を備えています。
担当者が数人の小規模チームから、数百人規模の大きな部門までサポートするよう設計されているのも特徴です。AIの強力なアシストによって、リソースが少なくても顧客一人ひとりに合わせた最適なコミュニケーションを実現できます。
そのほか、数百種類もの外部アプリケーションと連携が可能です。既存のCRMやSFAと統合させ、施策のパフォーマンス向上に向けて効果的に行動を起こしたい企業にとって、Adoge Marketo Engageは強力な基盤となるでしょう。
参考:Adobe for Business|Adobe Marketo Engage
Account Engagement(旧 Pardot)

出典:Salesforce
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | Growth:150,000円/月 Plus:330,000円/月 Advanced:528,000円/月 Premium:1,800,000円/月 ※1組織あたりの金額。いずれも年間契約 |
| 主な機能 | Salesforce連携 BtoB特化マーケティング リードスコアリング ROI(費用対効果)可視化 AI(Einstein)分析 ほか |
| 運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
| サイトURL | https://www.salesforce.com/jp/marketing/b2b-automation/ |
Account Engagement(旧 Pardot)は、Salesforceが提供するBtoB企業向けのMAツールです。同社のSFA・CRMシステム「Salesforce Sales Cloud」とシームレスに同期するよう設計されており、マーケティング部門と営業部門のデータを一元化できる点が強みです。
BtoBマーケティングに特化した機能を備えており、見込み顧客の獲得から行動データに基づいたスコアリング、最適なタイミングでの営業アプローチまで一気通貫します。マーケティングプロセスを効果的に自動化可能です。
Plus以上のプランは、AIを用いたスコアリング等の高度な機能も開放されます。Account Engagementは、すでにSalesforceを導入している企業、また営業とマーケティングの連携を今以上に高めたい企業に、特に有力な選択肢となるでしょう。
参考:Salesforce
Oracle Marketing Cloud

出典:Oracle
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | 要問い合わせ |
| 主な機能 | 顧客データ統合 マルチチャネル配信 BtoB / BtoCキャンペーン管理 リアルタイムパーソナライズ AI・機械学習分析 ほか |
| 運営会社 | 日本オラクル株式会社 |
| サイトURL | https://www.oracle.com/jp/cx/marketing/ |
Oracle Marketing Cloudは、BtoBおよびBtoCのマーケティングにおいて、パーソナライズされた顧客体験を提供するAI搭載MAツールです。あらゆるソースから顧客データを収集・統合し、AIを活用した予測を行うことで、あらゆる媒体で効果的なアプローチを実現します。
本ツールは、用途に合わせた複数の製品で構成されています。
・顧客データの統合基盤となる「Unity Data Platform」
・BtoB向けの複雑なキャンペーンを自動化する「Eloqua」
・BtoC向けのリアルタイムなパーソナライズに強みを持つ「Responsys」
自社のビジネスモデルに合わせて、最適なシステムを選択できるのがOracle Marketing Cloudの特徴です。組織全体で高度なデータドリブンマーケティングを実現したい企業に適したツールといえます。
参考:Oracle
MAツールおすすめ3選|小規模企業・コスパ重視向け

続いて、限られた予算内でマーケティングの自動化を始めたい中小企業や、初めてMAツールを導入する企業におすすめのツールを紹介します。初期費用を抑えつつ、基本的な機能を網羅しているコストパフォーマンスに優れた3製品です。
HubSpot (Marketing Hub)

出典:Hubspot
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | Starter:1,080円/月(年払い)、1,800円/月(月払い) Professional:96,000円/月(年払い)、106,800円/月(月払い) Enterprise:432,000円/月 ※無料プランあり |
| 主な機能 | インバウンドマーケティング支援 リード獲得(フォーム・LP・チャット) マーケティング自動化(ワークフロー・メール配信) CRM一体型プラットフォームによる顧客管理 広告管理・レポート分析 ほか |
| 運営会社 | HubSpot Japan株式会社 |
| サイトURL | https://www.hubspot.jp/ |
HubSpot(Marketing Hub)は、インバウンドマーケティング*の思想に基づいて開発されたMAツールです。CRM(顧客管理)機能は無料で提供されており、その上にマーケティングやセールスの機能を追加していく設計になっている点が特徴です。
*インバウンドマーケティング:顧客が自発的に商品やサービスを見つけ、購入や成約に至るように導く、売り込まないマーケティング手法のこと
ユーザー2人までであれば無料で始めることができ、導入ハードルが非常に低いのが魅力です。有料プランに関しても14日間の無料トライアルが用意されているので、使い心地を体感してから導入できます。
まずは無料プランの「メールキャンペーン自動化」「ウェブチャット設置」といった機能を試してみて、自社に合うかどうか判断してみるといいでしょう。段階的にマーケティングを強化していきたい中小企業にぴったりです。
参考:Hubspot
Zoho Marketing Automation

出典:Zoho
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | スタンダード:1,710円/月(年払い)、2,280円/月(月払い) プロフェッショナル:2,610円/月(年払い)、3,480円/月(月払い) エンタープライズ:5,310円/月(年払い)、7,080円/月(月払い) |
| 主な機能 | マルチチャネルマーケティング Webサイトの行動追跡 リードナーチャリング Zoho CRMとの連携 ほか |
| 運営会社 | ゾーホージャパン株式会社 |
| サイトURL | https://www.zoho.com/jp/marketingautomation/features.html |
Zoho Marketing Automationは、多機能なビジネスソフトウェア群を展開するZoho社のMAツールです。他社製品と比べても手頃な価格でありながら、リードの獲得・育成・行動追跡からマルチチャネルでのキャンペーン実行まで、必要十分な機能を有しています。
Zoho CRMをはじめとする、他のZohoアプリケーション群との連携がスムーズである点もポイントです。社内システムをZoho製品で統一することで、低コストで高度なデータ連携基盤を構築できるでしょう。
14日間の無料トライアルも設けられており、リスクなく手軽に始めることができます。MAツール導入の予算に限りがある企業にとって、魅力的な選択肢といえそうです。
参考:Zoho
BowNow(バウナウ)

出典:BowNow
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | フリープラン:0円 スタンダードプラン:36,000円/月 MA運用×架電代行プラン:86,000円/月 ※オーダーメイドも可能。要問い合わせ |
| 主な機能 | 企業属性の自動付与・アクセスログ解析 メール配信・ステップメール機能 有望顧客(ホットリード)の可視化 外部ツールとのAPI連携 ほか |
| 運営会社 | クラウドサーカス株式会社 |
| サイトURL | https://bow-now.jp/ |
BowNow(バウナウ)は、使いやすさにこだわった国産MAツールとして、国内の中小企業から高い支持を得ているツールです。多機能すぎて使いこなせないという失敗を防ぐため、機能をシンプルに絞り込み、初心者でも迷わず操作できる設計になっています。
加えて、導入後の悩みを解消するためのスタートアッププログラムが用意されていたり、運用に際して専任の担当者がついたりと、サポート体制も完備されています。BowNowであれば「MAツールは難しそう」という懸念を払拭してくれるはずです。
無料のフリープランでは、導入後1か月間限定であるものの、サイトに訪れた企業名・個人名を確認できる有料の分析機能もしっかり使うことができます。他社の無料プラン以上に、ツールと自社の適正を確かめやすいのもBowNowの魅力です。
参考:BowNow
MAツールおすすめ3選|国内BtoB・使いやすさ重視向け

ここでは、日本のビジネス習慣に合わせた設計で、操作性が高くサポートも充実しているMAツールをまとめました。BtoBマーケティングに特化しており、現場の担当者が日常的に使いやすいツールを3つ厳選してご紹介します。
SATORI

出典:SATORI
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | 初期費用:300,000円 月額費用:148,000円(年払い) |
| 主な機能 | アンノウンマーケティング(匿名顧客へのアプローチ) リードの獲得、育成、管理 プッシュ通知、ポップアップ Webページ、フォーム作成 ほか |
| 運営会社 | SATORI株式会社 |
| サイトURL | https://satori.marketing/ |
SATORIは、1,500社以上で導入実績がある、純国産のMAツールです。問い合わせのあった顧客だけでなく、問い合わせ前の匿名の顧客に対するアプローチ機能が充実している点が特徴であり、商談機会の最大化が期待できます。
シンプルかつ分かりやすいUIで構築されているのも魅力で、口コミでも「直感的に使いやすい」という声が多く挙がっています。
| 国産MAツールならではの扱いやすさ(業種:機械器具) 【良いポイント】 タイトルの通りになりますが、純国産のツールであるため言語の壁が無く扱いやすいと感じます(MAツールは海外製が多く、ヘルプの日本語が難解でよく分からない場合があります)。お問い合わせ対応のオペレーターに日本語が通じるのは勿論ですが、そもそも公式マニュアルが充実しているため、問い合わせる機会は皆無です。 【改善してほしいポイント】 特にありませんが、強いて言うなら初心者には少し扱いにくいかもしれません。ツール使用中に遭遇する専門用語について、ポップアップで解説するといったチュートリアルがあると、より使いやすいかと思います。 【どのような課題解決に貢献しましたか?】 比較的安価で導入でき、海外製MAツールと比較しても初心者に優しいと感じます。また、Webページにポップアップバナーを出せるのもメリットかと思います。(別MAも併用していますが、そちらにはポップアップバナー機能がない) 【検討者へお勧めするポイント】 価格・サポート面・ポップアップバナーを重視するならSATORIで間違いないと思います。 引用:ITreview |
オンラインマニュアルやサポートセンターも整っており、疑問点を解消しやすい環境が整っています。匿名リードへのアプローチを強化していきたい企業におすすめです。
参考:SATORI
Kairos3

出典:Kairos3
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | 【MAツール】 スタンダードプラン:15,000円/月~ プロプラン:150,000円/月~ 【SFAツール】 スタンダードプラン:25,000円/月~ プロプラン:50,000円/月~ ※別途初期費用あり。要問い合わせ |
| 主な機能 | リード管理・行動分析 メール・SMS配信 スコアリング SFA連携 ほか |
| 運営会社 | カイロスマーケティング株式会社 |
| サイトURL | https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation |
Kairos3は、リード獲得から商談・受注に至るまでのプロセスを一元管理できる、MA・SFA一体型ツールです。MAツール「Kairos 3 Marketing」とSFAツール「Kairos 3 Sales」を併用することで、マーケティング部門と営業部門のスムーズな連携を実現します。
国産ツールということもあり、国内の商習慣に合わせてアップデートを繰り返しているのもポイントです。直感的に操作できるシンプル設計で、継続率99%という高い使いやすさを誇ります。
| リードの管理とフォロー、分析に至るまで一元管理できるツール(業種:デザイン・制作) 【良いポイント】 メルマガや集客メールを送信した際、未開封者のみに再送するなどのフォローアップが簡単に設定できるため、漏れなく案内ができ便利です。また、こういう機能が欲しい、ここが改善されてほしいという意見を取り入れ、常に機能改善してくださっています。 【改善してほしいポイント】 フォームや配信設定などツリーやフォルダで整理できるとより活用しやすくなると思います。また、過去に使用したものは現在手動でアーカイブするしかないため、欲を言えば自動で区別できるようになるとありがたいです。 【どのような課題解決に貢献しましたか?】 リードの管理とフォロー、分析に至るまで一元管理できています。BETA版ではありますが、最近AI作成機能が追加されたことで、メルマガなど文面を整えて送りたいメールの作成のハードルが下がり、リードへのフォローがしやすくなりました。 【生成AI機能へのレビュー:3.3】 情報提供メールの作成がしやすくなり、フォロー回数が増えました。ただ、まだ機能的にざっくりという印象ですので、今後より洗練されていくことを期待しています。 引用:ITreview |
完全自社サポートだからできる充実した伴走支援も魅力で、導入から施策策定まで迷いなく進めることができます。初めてツールを導入する企業にも安心のMAツールといえるでしょう。
参考:Kairos3
List Finder

出典:List Finder
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 | フリー:0円 ライト:45,000円/月 スタンダード:69,000円/月 プレミアム:92,000円/月 ※初期費用100,000円 |
| 主な機能 | BtoB特化 名刺データ化 Web行動履歴の可視化 ホットリードへのアプローチ メール配信 ほか |
| 運営会社 | 株式会社Innovation X Solutions |
| サイトURL | https://promote.list-finder.jp/ |
List Finderは、BtoBマーケティングにおける「本当に必要な機能」に絞り込み、ホットリードの商談獲得に特化したMAツールです。多機能すぎて使いこなせないという課題を解決するため、直感的に操作できるシンプルなUI設計になっています。
口コミを見ても「初心者でも使いやすい」「技術的知識が不要」といった声が多数見受けられており、利用継続率も99%と高評価です。
| MAに特化したコストパフォーマンスの高いサービス(業種:総合卸売・商社・貿易) 【良いポイント】 MA機能に特化していてDX初心者でも簡単に使いこなすことが出来ます。日々の問い合わせ客や展示会での訪問客、営業マンからの新規の名刺を登録しています。メルマガとの連携がとてもうまくいっています。 【改善してほしいポイント】 アプローチ管理がカスタマイズできない点がマイナス要因です。もう少し臨機応変に使えたらもっと便利になるのに残念です。なのでアプローチ管理はうまく機能していません。 【どのような課題解決に貢献しましたか?】 毎日どの顧客がHPに訪問してくれているのか、どのページを見てどの商品に関心を持っているのか可視化できるので、営業する際の参考になっています。メルマガ希望者がどんどん増えHP訪問者数も伸びています。 【検討者へお勧めするポイント】 MA初心者向きのコストパフォーマンスが高いサービスです。 引用:ITreview |
月額0円のフリープランから始められ、有料プランも月額45,000円〜とスモールスタートに最適です。導入後半年間は手厚い伴走サポートが受けられるため「上手く使いこなせるか不安」という企業にぴったりです。
参考:List Finder
MAツールおすすめ6選|課題解決特化・新興ツール

特定の業務領域に特化しているツールや、最新のAI技術を搭載した新興ツール等、課題解決に強みを持つMAツールも存在します。他社製品とは異なる魅力のあるツールのうち、特におすすめなものを6つまとめました。
自社の課題にピンポイントで合致するものがないか、ぜひ確認してみてください。
ノコセル(営業活動特化)

| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | ライトプラン:30,000円/月 スタンダードプラン:100,000円/月 プレミアムプラン:150,000円/月 ※15日間の無料体験あり |
| 主な機能 | 資料URL共有 閲覧トラッキング 行動履歴分析 顧客情報管理 チャット接客 ほか |
| 運営会社 | 株式会社アイドマ・ホールディングス |
| サイトURL | https://nocosell.com/ |
ノコセルは、営業資料を共有するだけで見込み顧客の興味関心を可視化し、最適なアプローチを可能にするクラウド型のMAツールです。送付した書類を通して、顧客が「どのページを」「どれくらい」閲覧したか等をリアルタイムで分析できます。
資料閲覧中の顧客に対して画面上から直接チャットで話しかけたり、資料内にポップアップバナーを設置してアポイント調整を行ったりする機能も備わっています。顧客の熱量が最も高い瞬間に接点を持てるため、営業プロセスの効率化や商談化率の向上に役立つでしょう。
15日間の無料体験が用意されているので「どんなツールなのか」「自社にあっているかどうか」を事前に確かめられるのも嬉しいポイントです。アカウント登録をするだけで体験できるので、まずは実際の使い勝手を試してみることをおすすめします。
\すべての機能を15日無料でお試し/

参考:【営業効率化】資料共有ツール「ノコセル」とは?機能・料金・口コミを徹底解説
Sales Crowd(営業活動特化)

| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | 要問い合わせ (エントリー、スタンダード、プレミアムの3プラン展開) |
| 主な機能 | 企業リスト抽出 AI自動文字起こし 自動ナーチャリング オンライン商談 アプローチ分析 ほか |
| 運営会社 | 株式会社アイドマ・ホールディングス |
| サイトURL | https://www.aidma-hd.jp/sales/sales-crowd/ |
Sales Crowdは、1,000万件以上の法人データベースと、1万社以上の支援実績からなるノウハウをかけ合わせた、営業活動特化型のDXツールです。国内最大級を誇るデータベースからニーズに合う顧客を抽出でき、効率的なアプローチを可能にします。
また以下のような、実務を強力に後押しする機能も豊富に搭載されています。
・AIによる会話内容の自動文字起こし機能
・リードの状況を追跡する自動ナーチャリング機能
・URLをクリックするだけで接続できるオンライン商談システム
Sales Crowdを使いこなすことで、リードへの最適なフォロータイミングを逃さず、営業活動全体の生産性を大幅に高められるはずです。無料デモが用意されており、導入前に使用感を確かめることができるため、一度気軽に問い合わせてみましょう。
参考:Sales Crowd
Salesforce Marketing Cloud Einstein(AI搭載・効率化)

出典:Salesforce
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 | 要問い合わせ |
| 主な機能 | AIによる行動予測 最適な送信時間の算出 コンテンツのパーソナライズ ほか |
| 運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
| サイトURL | https://www.salesforce.com/jp/products/marketing-cloud/overview/ |
Salesforce Marketing Cloud Einsteinは、独自AI技術「Einstein」を搭載する、マーケティングプロセスの効率化を目的としたシステムです。企業の一方的な情報発信ではなく、顧客一人ひとりとの「双方向の会話」を意識した設計になっています。
リアルタイムのデータに基づいて自動的にコンテンツを最適化し、顧客にマッチした体験を提供できる点が大きな特徴です。AIが継続的に学習・自律的な改善を行うため、マーケティングROIの向上や顧客エンゲージメントの強化を効率的に進められるでしょう。
企業の規模や業界を問わず、データとAIを駆使して顧客と深い関係を構築したい場合に最適なソリューションです。
参考:Salesforce
Braze(AI搭載・効率化)

出典:Braze
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 | 要問い合わせ |
| 主な機能 | 顧客データ管理(CRM) リアルタイムのクロスチャネル配信 AI(機械学習)によるパーソナライズ ほか |
| 運営会社 | Braze株式会社 |
| サイトURL | https://www.braze.co.jp/ |
Brazeは、顧客の行動データをリアルタイムで処理し、瞬時にパーソナライズされたメッセージを届けることに特化した、顧客エンゲージメントプラットフォームです。AIを活用して、顧客の感情が動いている最適なタイミングでコミュニケーションを図ります。
データ統合の基盤となる「Brazeプラットフォーム」は、アプリやWebサイトなどのあらゆる情報源から収集した顧客データを瞬時に処理し、一元化されたCRM環境を構築します。リードの現在の行動を正確に把握することが可能です。
さらに、独自の「BrazeAI」を組み合わせることで、一人ひとりに適したメッセージの自動生成や、最も開封されやすい配信タイミングの予測も実現します。「顧客の感情が動く最適な瞬間にアプローチを仕掛けたい」というBtoC企業に適しています。
参考:Braze
OmniSegment(AI搭載・効率化)

出典:OmniSegment
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 (税抜き) | 200,000円/月~ ※別途初期費用あり。要問い合わせ |
| 主な機能 | EC特化のデータ統合・分析(CDP機能) AIによる顧客セグメント自動化 AI自動レコメンド(商品推奨) シナリオ配信の自動化・分析 ほか |
| 運営会社 | 株式会社ビービット(代理店提供など) |
| サイトURL | https://www.bebit.co.jp/omnisegment/ |
OmniSegmentは、AI技術を駆使してEC(ネット通販)の売上成長を後押しする、CRM効率化のためのMAツールです。最大の強みは、散在する顧客データを一元化し、独自開発のAIが顧客を高精度にセグメント化する点にあります。
「優良顧客」「離反予備軍」といった顧客層の分類から、一人ひとりに最適なアプローチの予測まで、AIが自動で対応可能です。複雑なデータ分析に、担当者が手を煩わせる必要がなくなります。誰でも確度の高い「売れるシナリオ」を実行できるようになるでしょう。
データ抽出から施策の実行、そして効果検証(PDCA)まで、CRMに関連する一連の業務を大幅に効率化することができます。リソースが限られているEC事業者にとって、非常に強力なMAツールです。
参考:OmniSegment
MRC(製造業特化)

出典:MRC
| 項目 | 内容 |
| プラン料金 | MRC-Mail:30,000円/月~ MRC-Form:30,000円/月~ MRC-Master:60,000円/月~ ※各ラインナップにLight、Basic、Proの3プランあり。詳細は要問い合わせ |
| 主な機能 | 製造業特化のデータ管理・テンプレート ホットリード(有望顧客)の自動抽出 メール配信・ステップメールの自動化 Webトラッキングおよびスコアリング機能 ほか |
| 運営会社 | 株式会社マーケライズ |
| サイトURL | https://www.markerise.com/mrc/ |
MRC(Markerise Cloud)は、製造業BtoB企業特化という独自の特徴を持つMAツールです。「展示会やWebサイトで名刺を獲得したものの、コンタクトが途絶えてしまった」といったありがちな課題を解消し、休眠顧客への再アプローチに強みを持っています。
・見込み客の行動履歴分析
・有望顧客(ホットリード)の自動抽出
・豊富なテンプレート(メール・アンケート等)
製造業界に精通したメンバーが完全自社開発したものなので、業界の商習慣に適した設計になっているのがポイントです。サポートも手厚く、導入後からすぐに活用していけるでしょう。
メール配信特化やWebフォーム特化など、目的に合わせた3つのプランから選択可能というユニークな特徴も持っています。「汎用的なMAツールでは自社に合わない」と感じている製造業の企業に有用なツールとなるでしょう。
参考:MRC
自社に合うMAツールの選び方

ここまでさまざまなMAツールを紹介してきましたが、自社に最適なツールを選ぶためにはいくつかの重要な基準があります。導入後の失敗を避けるためにも、以下6つのポイントを必ず確認するようにしてください。
自社業界の導入実績があるか
MAツールを選ぶ際、自社と同じ業界や似たようなビジネスモデルの企業での導入実績があるかを確認しましょう。同業他社で成功事例があるツールであれば、自社業務に適合しやすく、導入後の活用イメージも描きやすくなります。
必要な機能が実装されているか
自社のマーケティング施策を実現するための機能が備わっているか、しっかり見極める必要があります。使わない機能ばかり搭載されていてもコストの無駄になってしまうため、多機能さだけでなく、自社に必要な機能が実装されているかを最優先で確認しましょう。
シンプルで使いやすいか
システムの使いやすさは、MAツールが社内に定着するかどうかを左右する重要な要素です。どんなに高機能なツールであっても、操作が難しければ結局使わなくなってしまいます。
無料期間などを活用し、担当者が問題なく操作できるかを確かめてください。
費用対効果が高そうか
初期費用や月額料金(ランニングコスト)をもとに、費用対効果を慎重に判断することも大切です。ツール導入により削減できる作業工数、増加が見込める商談数などを考慮し、コストに見合う成果が得られるかをシミュレーションしましょう。
サポート体制や導入の支援があるか
初めてMAツールを導入する場合は、ベンダー側のサポート体制が成功の鍵を握ります。初期設定の支援や運用に関するコンサルティングなど、導入の支援があるかを事前に確認しておきましょう。運用開始後のトラブルを未然に防ぐことができます。
CRMなどの導入済みツールと連携ができるか
MAツールは、すでに導入しているCRM(顧客関係管理システム)やSFA等と連携できるかどうかも重要です。外部ツール連携は営業部門とのスムーズな情報共有を可能にし、入力の手間やミスの削減、また各種営業プロセスの効率化にもつながります。
MAツール導入に必要な準備

導入したMAツールの効果を最大限発揮するためには、事前の準備が極めて重要です。システムを契約してすぐに成果が出るわけではないため、以下の5つの準備を計画的に進めておきましょう。
現状の課題とKPIの明確化
MAツール導入に伴ってまず行うべきは、以下2点です。
・現状の課題を洗い出す
・KPI(目標)を設定する
現在のマーケティングや営業活動における課題を洗い出し、MAツール導入の目的を明確にしましょう。その上で、目的達成の度合いを測るためのKPI(重要業績評価指標)を設定し、導入後の効果測定が行えるようにします。
顧客データの整理
社内に散在している名刺データや過去の問い合わせ履歴などを集約し、顧客データの整理も行いましょう。MAツールを稼働させる上では、正確な顧客データが必要不可欠です。
・重複した顧客データの統合
・古くなった顧客データのクリーニング etc…
ツールに取り込みやすい形式に、あらかじめ整形しておいてください。
ターゲット・ペルソナの定義
どのような顧客に情報を届けるのか、ターゲットとなるペルソナを定義します。ペルソナが曖昧なままでは、効果的な営業シナリオを設計することができません。営業部門とも共通認識を持てるよう、具体的に言語化しておくことが大切です。
コンテンツの準備
顧客の検討段階に応じて適切なアプローチができるよう、さまざまなコンテンツを準備しておく必要もあります。以下はコンテンツの具体例です。
・ウェルカムメール
・セミナー案内
・メールテンプレート
・ホワイトペーパー
・ブログ記事 etc…
そのほか、資料DL数やサイト滞在時間など、スコアリングに用いる数値の基準もこの段階で定義しておくといいでしょう。
運用体制の構築
MAツールを継続的に運用していくためには、社内で運用体制を整えることが非常に大切です。専任の担当者を決めるとともに、マーケティング部門と営業部門の連携ルールについても、導入前にしっかりと取り決めておくことが運用成功につながります。
MA成功の分岐点は戦略設計!ツール導入前に知るべき戦略思考を無料公開

MAツールは強力な武器ですが、導入するだけで売上が向上するわけではありません。ツールを効果的に機能させるためには、その土台となるデータ基盤の整備と、顧客理解に基づく戦略設計が必要不可欠です。
ここでは、MA導入の効果を最大化するうえで知っておくべき、戦略思考を深めるための無料資料を2つご紹介します。
売れる仕組みを設計する:カスタマージャーニーマップ作成の実践ガイド

MAツールで最適なシナリオを構築するためには、顧客がどのような情報を求めているかを深く理解する必要があります。顧客理解を体系化し、効果的なマーケティング戦略を立案するためのフレームワークが「カスタマージャーニーマップ」です。
本資料「売れる仕組みを設計する:カスタマージャーニーマップ作成の実践ガイド」は、顧客の行動、感情、タッチポイントを可視化し、戦略に落とし込むための実践的なノウハウを網羅しています。
資料内で紹介している、効果的な設計のための6ステップは以下の通りです。
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BtoBとBtoCそれぞれの成功事例も収録しており、顧客視点を徹底するための実践的なガイドブックとなっています。以下よりダウンロードのうえ、ぜひご活用ください!
こちらから無料ダウンロードいただけます。
MA(マーケティングオートメーション)活用の次のステップ〜収益を最大化するデータ基盤整備

データの分散や部門間の連携不足により、MAツールの効果を十分に発揮できていない企業は少なくありません。MAの真価を引き出すためには、システムを支える「データ基盤」の整備が必須となります。
そこでおすすめなのが「MA(マーケティングオートメーション)活用の次のステップ〜収益を最大化するデータ基盤整備」です。本資料は、MA導入を単なる業務効率化で終わらせず、次のステージへと進めるための具体的なステップや事例を詳しく解説しています。
資料の主な内容は以下の通りです。
・なぜMAとデータ基盤はセットで考えるべきか
・データ基盤がMAの価値を引き出す役割
・MA起点のデータ基盤整備のステップ
・ケース紹介(実際の企業の成功事例)
・プロジェクトを進めるためのボトルネックと解決策
・マーケティングデータ基盤整備前に確認すべきチェックリスト
企業のマーケティング効率向上と、データ活用促進を実現するためのヒントが詰まっています。MAツールをより効果的に活用したいと考えている企業におすすめです。
こちらから無料ダウンロードいただけます。
まとめ

MAツールは、営業プロセスの自動化や部門間の連携強化を実現し、企業の売上アップに大きく貢献します。しかし、自社に合わないツールを選んでしまったり、事前の準備が不足していたりすると、導入後に失敗してしまうリスクがあることも確かです。
自社の課題や目的を今一度明確にし、どのツールを選ぶべきかよく比較検討することが重要です。本記事で紹介した選び方・事前準備等も参考にしながら、自社に最適なMAツールを選定し、マーケティング活動の仕組み化を実現してみてください。
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