
SNSキャンペーンは、認知拡大やファン獲得、購買促進まで幅広く活用できるマーケティング施策です。しかし、「種類が多く違いが分からない」「どのSNSで何をすべきか迷う」といった声も少なくありません。
成果を出すには、手法の特長や実施手順を正しく理解し、自社の目的に合った設計が欠かせません。
そこで本記事では、SNSキャンペーンについて徹底解説。基本から代表的な種類、具体的な進め方、企業の成功事例までご紹介します。
SNSキャンペーンとは?

SNSキャンペーンとは、XやInstagram、TikTokなどのSNS上でユーザー参加型の企画を実施して、認知拡大やエンゲージメント向上を図るマーケティング施策です。
フォローやいいね、リポスト、ハッシュタグ投稿など、行動のハードルが低い参加条件を設けることで、多くのユーザーを巻き込みやすい点が特長といえます。
通常のSNS投稿は情報発信が中心となり、ユーザーは見るだけで終わるケースも少なくありません。一方でSNSキャンペーンは参加行動が前提となるため、企業やブランドとの接点を能動的に作り出せます。その結果、投稿の拡散やUGCの創出につながりやすく、短期間で話題化しやすい点が強みです。
また、SNSキャンペーンは効果測定のしやすさも魅力です。参加者数やハッシュタグの投稿数、エンゲージメントなど、具体的な数値データを取得できるため、施策の成果を可視化しやすくなります。
近年では単なるプレゼント企画にとどまらず、ブランド理解の促進やファン育成を目的とした中長期的な施策として活用する企業も増えています。
SNSキャンペーンがビジネスで注目されている理由

SNSキャンペーンは、単なる話題づくりにとどまらず、企業のマーケティング成果に直結しやすい施策として注目されています。この背景には、SNSそのものの役割変化や、従来施策にはなかった強みの存在があります。
ここでは、SNSキャンペーンがビジネスで重視される主な理由を3つの観点から整理します。
SNS利用率の高さ(生活インフラ化)
SNSがビジネスで重視される理由のひとつが、利用率の高さです。多くのユーザーが日常的にSNSを利用しており、情報収集やコミュニケーションの手段として欠かせない存在になっています。
起床後や通勤・通学中、就寝前など、生活のさまざまな場面でSNSがチェックされていることから、もはや娯楽の域を超え、生活インフラの一部といえるでしょう。
企業にとっては、こうした日常の延長線上でユーザーと接点を持てる点が大きな魅力です。広告として構えて見られることが少なく、自然な形で情報を届けやすいため、ブランド認知の入口として機能しやすくなります。
また、プラットフォームごとに利用者層の傾向が異なるため、ターゲットに合わせたチャネル選定ができる点もSNSキャンペーンの価値を高めているのです。
圧倒的な拡散力と認知拡大のしやすさ
SNSキャンペーンが持つもうひとつの強みは、拡散力の高さです。フォローやリポスト、ハッシュタグ投稿といった仕組みにより、ユーザー自身が情報拡散の担い手になります。企業が広告費を使い続けることなく参加者の行動を通じて情報が広がる点は、他の施策にはない特徴です。
特にキャンペーン形式の場合、参加条件や景品、共感性の高いテーマを設計することで、ユーザーの自発的な拡散を促しやすくなります。結果として企業アカウントを知らなかった層にも投稿が届き、短期間で認知を広げられる可能性が高まります。
単発の投稿ではリーチしづらい潜在層にもアプローチできる点が、SNSキャンペーンが選ばれる理由のひとつです。
ROI(費用対効果)が可視化しやすい
SNSキャンペーンがビジネス施策として評価されやすい理由として、ROIの可視化しやすさも挙げられます。
通常のSNS投稿は閲覧されても「見ただけ」で終わる層が多く、その後に購買行動につながったのか、どの程度認知が広がったのかを判断しにくい傾向があります。いいねや閲覧数が増えても、それが成果に結びついているかは見えづらいのが実情です。
一方でSNSキャンペーンでは、ハッシュタグの投稿数や参加者数、リポスト数など、具体的なデータを取得しやすくなります。これらの指標をもとに、どれだけユーザーを巻き込めたのか、どの施策が効果的だったのかを定量的に評価できるのです。
さらにフォロワー増加数やサイト流入、売上などの指標とも関連づけることで、施策全体の費用対効果を把握しやすくなるでしょう。
このように、SNSキャンペーンは高い利用率と拡散力を背景に、成果を数値で捉えやすい点がビジネスと相性の良い施策といえます。感覚的な評価に頼らず、データをもとに施策を磨き込めることが、企業から支持を集める大きな理由です。
SNSキャンペーンの主な種類と特長

SNSキャンペーンには複数の代表的な手法があり、それぞれ参加ハードルや得られる効果が異なります。目的やターゲットを整理せずに手法だけを選んでしまうと、参加が集まらなかったり、成果が一時的なものに終わったりするケースも少なくありません。
企業がよく活用するSNSキャンペーンには、次のような種類があります。
- フォロー・いいね
- リポスト(RT)
- ハッシュタグ
- UGC投稿型
- インスタントウィン
- 楽曲使用型
それぞれの特長や活用時のポイントを踏まえて、詳しく解説します。
フォロー・いいね
フォロー・いいね型は、指定アカウントのフォローや投稿へのいいねを参加条件とする、もっともシンプルなキャンペーン手法です。
操作が簡単で、SNSに不慣れなユーザーでも参加しやすいため、短期間で応募数を集めやすい点が大きな特長です。特に、新規フォロワー獲得やアカウントの認知向上を目的とした施策に向いています。
一方でキャンペーン参加だけを目的としたユーザーが増えやすく、終了後にフォロー解除が発生する可能性もあります。そのためキャンペーン投稿だけでなく、通常投稿でもブランドの魅力や発信価値を伝えて、継続的にフォローしたいと思わせる工夫が重要になるでしょう。
リポスト(RT)
リポスト型は、指定投稿を拡散することを参加条件とするキャンペーンです。参加者のフォロワーにも情報が表示されるため、フォロワー外への認知拡大を狙いやすい点が特長といえます。特にXのように拡散性の高いSNSでは、多くの企業が採用している手法です。
ただし拡散される情報が多くのユーザーの目に触れるため、投稿内容の分かりやすさや表現には注意が必要です。
参加条件や注意事項が複雑だと誤解を招きやすく、ネガティブな反応につながる恐れもあります。誰が見ても理解できるシンプルな設計が成功の鍵となるでしょう。
ハッシュタグ
ハッシュタグ型は、指定のハッシュタグをつけて投稿してもらうキャンペーンです。ユーザーの投稿がハッシュタグ検索で一覧化されるため、話題の可視化や一体感を生みやすい点が特長です。
ブランド名やキャンペーン名を含めたハッシュタグを設定することで、認知拡大と検索性の向上を同時に狙えます。
テーマ設定の自由度が高く、ユーザーの創意工夫を引き出しやすい一方で、投稿内容がばらつきやすい点には注意が必要です。投稿例を提示したりテーマを具体化したりすることで、キャンペーンの方向性をそろえやすくなります。
UGC投稿型
UGC投稿型は、ユーザー自身が写真や動画、コメントなどを投稿する形式のキャンペーンです。フォトコンテストやレビュー、口コミ投稿、共感を誘うあるあるネタなど、さまざまなバリエーションがあります。
実際の利用シーンやリアルな声が集まりやすく、信頼性の高いコンテンツを創出できる点が特長です。企業が発信する情報よりも第三者の投稿のほうが共感されやすい傾向があるため、ブランド理解の促進や購買検討層への後押しにもつながります。
ただし投稿数を集めるには参加ハードルがやや高くなるため、インセンティブ設計やテーマ設定が重要になります。
インスタントウィン
インスタントウィン型は、参加後すぐに当落結果が分かるキャンペーンです。当選者には新商品やギフト券などが即時に付与されることが多く、結果を待つ必要がない点が参加率向上につながります。
短期間で話題を作りたい場合や、友だち追加などのアクションを促したい場合に適した手法です。
一方で、システム連携や事務局対応が必要となり、準備や運用の負担は比較的大きくなります。事前に運用体制を整えたうえで実施することが、トラブル防止と成功につながります。
楽曲使用型
楽曲使用型は、特定の音源や楽曲を使った動画投稿を促すキャンペーンです。いわゆる「踊ってみた企画」などが代表例で、主に動画プラットフォームで活用されます。音源と動きを組み合わせることで模倣や二次創作が生まれやすく、自然な拡散が期待できます。
若年層との相性が良く、エンタメ性の高いブランドや商品に向いています。ただし企画の難易度が高いため、参加しやすい振り付けや分かりやすいルール設計が欠かせません。
各SNSで効果的なキャンペーン手法

SNSキャンペーンの成果を高めるには、プラットフォームごとの特性を理解して、それに合った手法を選ぶことが大切です。同じキャンペーン内容でも、SNSが変われば反応や成果は大きく異なります。
| SNSプラットフォーム | 効果的なキャンペーン手法 | 特徴・活用ポイント |
| X | フォロー&いいねリポストインスタントウィン | 拡散力が高く、短期間で認知を広げやすい。 参加条件をシンプルにすると応募数を集めやすい。 |
| ハッシュタグUGC投稿型 | 写真や動画による世界観訴求に強い。 UGCを通じて利用シーンや共感を生みやすい。 | |
| TikTok | ハッシュタグ楽曲使用型 | トレンド性が高く、動画による話題化に向いている。 模倣投稿が連鎖しやすい。 |
| LINE | インスタントウィン | 日常利用されるチャネルのため即時性と相性が良い。 友だち追加や継続接点づくりに有効。 |
主要なSNSごとに効果的とされるキャンペーン手法について、具体的に解説します。
X(フォロー&いいね・リポスト・インスタントウィン)
Xは情報の拡散スピードが速く、リアルタイム性に優れたSNSです。そのため、フォロー&いいねやリポストを条件としたキャンペーンは非常に相性が良いといえます。参加方法が分かりやすく、短時間で多くのユーザーにリーチできる点が強みです。
特にリポスト型はフォロワー外への認知拡大に効果的で、新商品や期間限定施策の告知に向いています。さらにインスタントウィンを組み合わせると、参加後すぐに結果が分かるため、参加率の向上も期待できるでしょう。
一方で情報が流れやすいため、投稿のタイミングや複数回のリマインド投稿など、運用面での工夫が欠かせません。
Instagram(ハッシュタグ・UGC投稿型)
Instagramはビジュアル重視のSNSであり、世界観やライフスタイルの訴求に強みがあります。この特性から、ハッシュタグキャンペーンやUGC投稿型との相性が高いとされています。ユーザーが写真や動画を投稿することで、ブランドの利用シーンや魅力を自然に伝えられる点が特長です。
フォトコンテストや体験投稿などは、共感を生みやすく保存やシェアにつながりやすい傾向があります。ただし投稿のハードルが高くなりがちなため、テーマを明確にしたり、投稿例を提示したりすることが大切です。
完成度の高いUGCが蓄積されれば、キャンペーン終了後も資産として活用できるでしょう。
TikTok(ハッシュタグ・楽曲使用型)
TikTokは短尺動画を中心としたエンタメ性の高いSNSで、トレンドの移り変わりが非常に速い点が特長です。
そのため、ハッシュタグキャンペーンや楽曲使用型の企画が効果を発揮しやすくなります。特定の音源や動きを指定することで模倣投稿が連鎖的に生まれやすく、短期間で話題化しやすい点が魅力です。
若年層を中心に参加のハードルが低く、企業色を出しすぎない企画ほど自然な拡散が期待できます。一方で流行に乗り遅れると反応が鈍くなるため、企画設計や開始タイミングの見極めが重要になります。
LINE(インスタントウィン)
LINEは日常的な連絡手段として利用されており、他のSNSと比べてクローズドな特性を持っています。そのためインスタントウィン型キャンペーンとの相性が良く、友だち追加やブロック防止を目的とした施策で活用されるケースが多く見られます。
抽選結果がその場で分かる仕組みは参加者の満足度が高く、継続的な接点づくりにもつながるでしょう。
ただし配信頻度や内容を誤るとブロックされやすいため、キャンペーン後のコミュニケーション設計まで見据えた運用が求められます。
SNSキャンペーンの実施手順

SNSキャンペーンは、思いつきで始めても成果につながりにくい施策です。目的設計から運用体制、効果測定までを一連の流れとして設計することで、初めてマーケティング施策として機能します。
ここでは、担当者が押さえておきたいSNSキャンペーン実施手順を、次の7つのステップに分けて解説します。
- キャンペーンの目的を決める
- ターゲットと使うSNSを決める
- キャンペーンの企画内容を決める
- 事務局の設置・運用フローを作る
- 告知クリエイティブ・投稿文を作成
- キャンペーンの実施とモニタリング
- 効果測定・レポート作成
SNSキャンペーンを初めて実施する企業にも分かりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1.キャンペーンの目的を決める
最初に行うべきは、キャンペーンの目的を明確にすることです。SNSキャンペーンは、認知拡大や新規フォロワー獲得、UGCの創出、サイト誘導、販売促進など、さまざまな目的で活用できます。ただしこれらを同時にすべて達成しようとすると、企画の軸がぶれてしまうでしょう。
例えば認知拡大を狙うのであれば拡散力の高い企画が求められますし、UGC創出が目的であれば投稿型キャンペーンが適しています。目的をひとつ、もしくは優先順位をつけて設定すると、その後の企画やKPI設計がスムーズになるでしょう。
ステップ2.ターゲットと使うSNSを決める
目的が決まったら、次にターゲットと活用するSNSを定めます。SNSはプラットフォームごとにユーザー層や利用シーンが異なるため、どのSNSを使うかで成果は大きく変わります。
拡散力を重視する場合はXが有力ですし、ビジュアル訴求やUGCを集めたい場合はInstagramが適しています。若年層への話題化や動画による拡散を狙うならTikTokが候補になるでしょう。
自社の商品やサービスと親和性の高い層がどこにいるのかを整理したうえで、最適なSNSを選定することが大切です。
ステップ3.キャンペーンの企画内容を決める
次に、具体的なキャンペーン内容を設計します。ここでは参加方法や景品、実施期間、投稿フォーマットなどを細かく決めていきましょう。
参加方法はフォローやリポスト、ハッシュタグ投稿、コメントなどが一般的ですが、ターゲットにとって負担にならないかを意識することが大切です。
また、景品やインセンティブは参加動機に直結する要素です。商品やサービスに関連した内容にすると、関心度の高いユーザーを集めやすくなります。実施期間についても、短すぎると参加が集まりにくく、逆に長すぎると盛り上がりに欠けるため、目的に応じた設定が求められます。
ステップ4.事務局の設置・運用フローを作る
SNSキャンペーンは、企画以上に運用面での負担が大きい施策です。そのため事前に事務局を設置し、運用フローを明確にしておく必要があります。具体的には、問い合わせ対応や不正応募のチェック、当選者の選定、個人情報の管理、景品発送といった業務が発生します。
特に個人情報の取り扱いは、慎重に対応しなければなりません。対応が後手に回ると、クレームや炎上につながるリスクもあります。あらかじめ担当者や対応ルールを決めておくと、トラブルを未然に防ぎやすくなるでしょう。
ステップ5.告知クリエイティブ・投稿文を作成
企画と運用体制が整ったら、告知用のクリエイティブや投稿文を制作します。メインビジュアルは、キャンペーン内容が一目で伝わる設計が理想です。あわせて、参加方法や注意事項を分かりやすく記載したキャンペーン投稿を用意しましょう。
必要に応じてLPを作成すると、情報を整理して参加率を高められます。また、ハッシュタグの設計や投稿スケジュールも重要なポイントです。開始時だけでなく、途中のリマインド投稿や終了告知までを含めた計画を立てることで、参加機会の最大化につながるでしょう。
ステップ6.キャンペーンの実施とモニタリング
キャンペーン開始後は、実施するだけでなく、状況を継続的にモニタリングすることが大切です。投稿への反応やハッシュタグ投稿数、不正応募の有無などを確認して、必要に応じて対応しましょう。
反応が想定よりも少ない場合は追加投稿や表現の調整を行うなど、途中での改善も検討します。リアルタイムで状況を把握して柔軟に対応できる体制を整えておくと、成果を最大化しやすくなります。
ステップ7.効果測定・レポート作成
キャンペーン終了後は、必ず効果測定とレポート作成を行いましょう。フォロワー増加数やエンゲージメント、UGC数、リーチ、サイト流入、売上など、目的に応じた指標を確認します。
これらの結果を整理して良かった点や改善すべき点を明確にすると、次回のキャンペーンに活かせます。SNSキャンペーンは一度きりで終わらせるのではなく、PDCAを回しながら精度を高めていくことが大切です。継続的な改善こそが、成果につながるSNSキャンペーン運用の鍵といえるでしょう。
SNSキャンペーンの成功事例を手法別に紹介

SNSキャンペーンの成果は、手法そのものだけでなく、企業やブランドの特性、ユーザーとの関係性をどれだけ踏まえて設計できているかによって大きく左右されます。
ここでは代表的な手法ごとに企業の成功事例を取り上げ、なぜそのキャンペーンが成果につながったのかという視点で整理します。自社で施策を検討する際のヒントとして活用してください。
ユウキ食品公式(フォロー&リポスト)
中華・エスニック料理を中心に、世界中の調味料や食材を幅広く扱う日本の食品メーカーである「ユウキ食品」の公式Xアカウントでは、フォローとリポストを参加条件としたキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは応募方法がシンプルで、投稿内容も分かりやすく設計されている点が特長です。フォローとリポストのみで参加できるため、SNSに慣れていないユーザーでも気軽に応募しやすい構成となっています。
この事例のポイントは、商品訴求とキャンペーン内容が自然に結び付いている点です。プレゼント内容が自社商品であるため、キャンペーンを通じて商品認知を高めることができて、単なるフォロワー増加にとどまらない効果が期待できます。
拡散力の高いXの特性を活かしつつ、認知拡大とフォロワー獲得を同時に狙った好例といえるでしょう。
参照:ユウキ食品公式X
丸亀製麺(ハッシュタグキャンペーン)
うどんチェーン店の「丸亀製麺」は、TikTok上でハッシュタグとダンス企画を活用したキャンペーンを展開しています。特定のハッシュタグをつけた動画投稿を促すことで、ユーザー参加型の企画として自然な話題化を実現しました。TikTokはトレンド性が高く、ユーザー同士の模倣や連鎖が生まれやすいプラットフォームです。
この事例では、商品の魅力を直接訴求するのではなく、楽しさや共感を重視したテーマ設計が功を奏しています。
ユーザーは「宣伝に参加している」という意識よりも「流行に乗って楽しんでいる」という感覚で投稿できるため、企業色が薄まり、参加の心理的ハードルが下がります。結果として、ブランドへの親近感を高めながら、広範囲への認知拡大につながっているのです。
参照:丸亀製麺公式TikTok
カルビー株式会社「フルグラ」(写真投稿キャンペーン)
カルビーが展開するシリアル「フルグラ」では、写真投稿型のUGCキャンペーンが実施されました。ユーザーに商品を使った写真を投稿してもらうことで、朝食やアレンジレシピなど、実生活に根ざした利用シーンが数多く集まっています。
このキャンペーンの強みは、企業が用意したビジュアルではなく、ユーザー自身の視点で撮影された写真が並ぶ点です。リアルな生活感が伝わるため、商品を試したことのないユーザーにも具体的なイメージを与えやすくなります。
さらに集まったUGCはキャンペーン期間中だけでなく、その後のSNS運用や広告素材としても活用しやすく、長期的なマーケティング資産となる点も評価できます。
参照:カルビーPR部公式X
なんぼや(インスタントウィン)
ブランド品・宝石・貴金属等の買取専門店である「なんぼや」は、インスタントウィン型のSNSキャンペーンを採用しています。
参加後すぐに当落結果が分かる仕組みはユーザーにとってストレスが少なく、「とりあえず参加してみよう」という行動を後押しします。結果待ちが不要な点は、参加率向上に直結する要素です。また、即時性のあるキャンペーンは、短期間での話題化やアクション促進に向いています。
一方で、インスタントウィンはシステム連携や事務局対応が不可欠であり、運用負荷は比較的高くなります。なんぼやの事例では、こうした運用体制を事前に整えたうえで実施している点が、スムーズなキャンペーン運営につながっています。
株式会社ロッテ「Fit’s」(楽曲使用・ハッシュタグ)
ロッテのガムブランド「Fit’s」では、TikTokを活用した楽曲使用型のハッシュタグキャンペーンが展開されました。特定の音源を使った動画投稿を促すことで、ユーザーによる模倣やアレンジ投稿が次々と生まれ、自然な拡散が発生しています。
この事例のポイントは、商品イメージと楽曲、動きが直感的に結び付いている点です。複雑な説明をしなくても参加方法が伝わりやすく、ユーザーが楽しみながら参加できる設計となっています。
エンタメ性の高い商品とTikTokの特性を掛け合わせたことで、若年層への強い訴求と高い話題性を実現した代表的な事例といえるでしょう。
これらの事例から分かるように、成功しているSNSキャンペーンには、手法とプラットフォーム、商品特性の一致があります。自社の目的やターゲットを明確にしたうえで、適切な手法を選択することが成果への近道です。
SNSキャンペーンを成功に導く!プロのノウハウがわかる無料資料集

「SNSキャンペーンを始めたいが、どの媒体が最適かわからない」「企画を立てても、期待通りの効果が出るか不安……」そんな悩みを抱えていませんか?
X、Instagram、LINEと選択肢が多い中で、自社のターゲットに合ったSNS媒体を選び抜き、さらに規約を遵守しながら「当たる」企画を立案するのは、専門知識なしでは非常にハードルが高いものです。
そして曖昧な知識で実施してしまうと、コストが無駄になるだけでなく、思わぬトラブルを招くリスクも潜んでいます。
こうした不安を一気に解消するのが、マーケメディアが無料で提供している資料「SNSキャンペーンの基礎が分かる!入門資料4点セット」です。

本資料では、主要SNSの特性比較から具体的な手法、実施に向けた詳細なステップ、そして見落としがちな注意点までを網羅しています。特にInstagram・X・LINEについては、実際の成功事例を交えて「企画のツボ」を詳しく解説。現場で即活用できる実践的なノウハウが凝縮されています。
ファン獲得や売上向上を実現する強力な武器として、ぜひこの機会にダウンロードしてご活用ください!
資料のダウンロードはこちらから!
まとめ

SNSキャンペーンは、SNSの生活インフラ化や高い拡散力を背景に、企業のマーケティング施策として欠かせない存在になっています。
目的やターゲットに応じて手法やプラットフォームを選定すると、認知拡大からフォロワー獲得、購買促進まで幅広い成果が期待できるでしょう。また、参加者数や投稿数などのデータを通じて効果を可視化しやすく、改善につなげやすい点も大きな特長です。
感覚的な運用に終始せず、設計と検証を重ねると、SNSキャンペーンは継続的に成果を生む施策へと進化していきます。
今回の記事を参考に、自社の目的やリソースに合ったSNSキャンペーンを検討し、次のマーケティング施策に活かしていきましょう!
関連記事
【26年最新】SNS運用とは?初心者でも成果が出る始め方とフォロワー獲得術!
SNS集客はもう古いって本当?効果的で新しい集客方法とは!?
インプレッションとは?計測方法や増やし方、集客アップのコツも解説
成功するSNSマーケティング施策の第一歩







コメント