経営者の“業務拡大への第一歩” をマーケティングオートメーションツールPardotが強力サポート

株式会社グリーゼ（東京都世田谷区）は、オンラインショップの売上向上やITを活用した経営革新に関するセミナーなどを実施する「セミナー・教育事業」、およびWebコンテンツやメールマガジン等の企画・設計・制作などを請け負う「コミュニケーション＆ライティング事業」をビジネスの2本柱とする企業だ。
もともと同社のビジネスは、フリーのシステムエンジニア出身で、00年に代表取締役に就任した江島民子氏が、EC事業者向けセミナーの講師を勤めるところからスタートした。しかしその後、Webコンテンツなどの企画・制作を外部委託する企業の需要が急速に拡大。それを受けて同社は、Webライティングの専門家である取締役の福田多美子氏を中心に、04年から「コミュニケーション＆ライティング事業」の展開を開始する。今やそれが、全国に約220名の契約ライターを抱える第二の主軸事業へと成長を遂げたわけだ。
会社創設から10年あまり、ビジネスは順調だった。しかし、仕事と家事を両立させてきた江島氏は、育児が一段目しつつあった2013年頃から、ある思いを強く抱くようになったという。それまで、家庭のことを考えて半ば無意識のうちに踏むのを躊躇していた“仕事のアクセル”。今、それを目一杯踏み込んだら、どこまで会社を成長させることができるのだろう？自分たちの力を試してみたい、という経営者本来の欲求に駆られるようになったのだ。折しも同社は、経営面においても大きな課題に直面していた。それまで社内にいなかった営業専任者として、2014年にマーケティングコンサルタントの小野哲也氏を迎え入れたものの、営業管理システムを導入しておらず、売上拡大の目標数値をなかなか達成できずにいたのだ。